モナコのスポーツディレクターを務めるポール・ミッチェル氏が、日本代表FW南野拓実について語った。イギリス『スカイスポーツ』が伝えている。
2022年夏の移籍市場でリヴァプールからモナコに完全移籍加入した南野。リヴァプールでは安定した出場機会を得られていなかったもののプレー時には結果を残し、移籍市場ではプレミア勢からの関心も聞こえたが、フランスを新天地としている。
ミッチェル氏は補強に関する自身の理念について「私たちは時間をかけてスカッドを築き上げ、時折即効性の高いものとしてリクルートにも目を向けている。しかし、より計画的なものでなければならない」と口にしつつ、南野の経験に期待していることを明かした。
「リヴァプールからやってきたから、タキのような選手は目立つ存在のようになるかもしれないが、すべてはバランスだ。我々はフランスフットボールの中で2番目に若いチームであり、ヨーロッパの中で最も若いチームの1つだ。タキを獲得したことで、私たちはよりさまざまな働きのできる成熟した要素をチームに加えたかった」
また、リヴァプールが効率的に人事を進めたことについても“幸運”だったと表現している。
「モナコはヨーロッパで大きな試合を戦わなくてはならないから、タキ・ミナミノのようなキャリアのある選手、エキサイティングでオフェンシブな選手が必要だった。ユルゲン・クロップが抱える豊富なクオリティにより、リヴァプールで彼は苦しんでいた。リヴァプールのリクルートは常に非常にしっかりとしており、とても効率的だ。私たちの選択肢やチャンスはとても限られていたが、私たちは幸運だった。私たちはキャリアのピークを迎える選手を獲得できたんだ」
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