読売ジャイアンツの 坂本勇人 内野手が、守備へのこだわりについてDAZNの新番組『野球トレンド研究所』で語った。
遊撃手としてゴールデングラブ賞を4度(2016年、2017年、2019年、2020年)獲得した坂本。守備の名手が意識しているポイントはボールへの「目付」だという。
「遊撃手なのでバッターとピッチャーが見えやすい。そこを見ながら、バッターが打ってからゴロが来た時にできるだけ前で捌きたい。打球が来てからボールを捉えるというよりも、かなり早い段階でボールを捉えて、そこから足の運びで補給しています」
さらに話題は坂本が愛用するグラブヘ。試合で使用するグラブに求める要素は大きく2つあるという。それは『グラブの開き』と『硬さ』。「グラブは開いていてほしいですね。開いた時に拾う状態じゃないと嫌。閉じ気味は好きではないですね。あとは硬くないと無理。柔らかいグラブは、中でボールが遊んでしまう感覚があります」
愛用のグラブでいくつものアウトを生み出してきた坂本。そのプレーについて野球系YouTuberのトクサンは、「良くも悪くもボール遊びをしている。(グラブの)ウェブを使ってボールを流して取るように見える」と坂本の守備に対する印象を語る。
実際に坂本も「早い打球以外は、ウェブから先っちょでぽんっと(浮かせるイメージ)。右手をその先に置いておくくらいの感覚ですぐに(ボールを)離してしまいますね」と、意識している部分だったようで「肩がものすごく強いわけではない」からこそ「早く球出しして、なんとかそっちのスピードでタイミングを早くしたい」との考えがあるという。
そんな坂本がもっとも大事にしているポイントは「脱力」だという。
「バウンドが合わない時、あっと思った時に力が入ってしまう。その問いに力をふっと抜いてあげることがすごく大事」
番組ではさらに坂本だけにフォーカスした映像で、守備の動きをより詳しく解説している。
野球トレンド研究所
配信:DAZN
配信日:毎週月曜
出演:トクサン、アニキ、ライパチ(敬称略)
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