7月22日、各地でセ・リーグ3試合が行われた。
連敗中の横浜DeNAベイスターズは、連勝中の東京ヤクルトスワローズと対戦。序盤は点の取り合いとなったが、終盤は投手陣が踏ん張り、引き分けに終わった。
セ・リーグ最下位の中日ドラゴンズは、首位の読売ジャイアンツに5対0で完勝。中日は連敗を4で止め、巨人の連勝も7で止まった。
阪神タイガース対広島東洋カープの一戦は、互いに序盤と終盤に点を奪い合い、延長10回引き分けとなった。
22日に行われた試合の詳細は以下の通り。
DeNA対ヤクルト
DeNAは初回、ロペスの3号ソロで先制すると、今シーズンここまで本塁打のなかった四番・佐野恵太にも1号弾が飛び出し、2点を先制。2回には髙城俊人が1号ソロを放つなど、4回までに5得点。
一方のヤクルトは、2回に1点を返すと、3回には村上宗隆のタイムリー、荒木貴裕の犠飛で同点に追いつく。リードを許したあとの5回には村上の4号ソロ、5回には坂口智隆のタイムリーで5点目を奪った。
7回以降は両投手陣が踏ん張り、10回までともに無得点で、引き分けとなった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 7/21(火) | DeNA 4-6 ヤクルト | ピープルズ 原 | 勝：原／セ：石山 敗：ピープルズ |
| 7/22(水) | DeNA 5-5 ヤクルト | 濱口 イノーア | ー |
| 7/23(木) | DeNA vs ヤクルト | 大貫 高橋 | 勝： 敗： |
中日対巨人
中日は0対0の3回、大島洋平のタイムリーで先制に成功。4回にはこの日四番に入ったA.マルティネスの2号ソロに、京田陽太の2号ソロで2点を追加。4点リードの8回には、ルーキー・石川昂弥が自身初のタイムリーを放ち、巨人を突き放した。
投げては先発の松葉貴大は6回無失点の好投を見せ、今シーズン2勝目。「前回同様、自分のいいところを、最初から最後まで出せたと思います」と手応えを語った。
巨人は先発の3連勝中の戸郷翔征だったが、4回途中3失点で降板となり、今季初黒星を喫してしまった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 7/21(火) | 中日 0-4 巨人 | 山本 菅野 | 勝：菅野 敗：山本 |
| 7/22(水) | 中日 5-0 巨人 | 松葉 戸郷 | 勝：松葉 敗：戸郷 |
| 7/23(木) | 中日 vs 巨人 | 岡野 メルセデス | 勝： 敗： |
阪神対広島
甲子園で行われた阪神対広島の一戦は、両チームとも序盤と終盤に点を取り合い、3対3で延長10回引き分けとなった。
広島は2回、メヒアのタイムリーで先制すると、1点を追う9回に代打・會澤翼のタイムリーで逆転に成功した。一方の阪神は、1点を追う3回にサンズのタイムリーで同点に追いつくと、8回には再びサンズが勝ち越し弾を放った。逆転されて迎えた9回裏には、近本光司のタイムリーで追いつき、延長戦に持ち込んだ。
阪神は1点リードの9回に、抑えのスアレスを投入したが、エラーから逆転を許してしまったのが誤算だった。広島は-0.5ゲーム差での最下位となった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 7/21(火) | 阪神 9-4 広島 | 秋山 九里 | 勝：秋山 敗：九里 |
| 7/22(水) | 阪神 vs 広島 | ガルシア 野村 | ー |
| 7/23(木) | 阪神 3-3 広島 | 藤浪 森下 | 勝： 敗： |
セ・リーグ順位表
7月22日終了時点
| 順位 | 球団 | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 率 | 差 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 巨人 | 26 | 17 | 8 | 1 | .680 | ─ |
| 2 | ヤクルト | 27 | 14 | 10 | 3 | .583 | 2.5 |
| 3 | 阪神 | 26 | 13 | 12 | 1 | .520 | 1.5 |
| 4 | DeNA | 28 | 12 | 15 | 1 | .444 | 2 |
| 5 | 中日 | 29 | 11 | 17 | 1 | .393 | 1.5 |
| 6 | 広島 | 26 | 9 | 14 | 3 | .391 | -0.5 |
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