7月31日、各地でセ・リーグの試合が行われた。
首位の読売ジャイアンツが広島東洋カープに勝利。巨人は先発の畠世周が4回1死に危険球で退場となったものの、5投手の継投で1点のリードを守りきった。2位ヤクルトが敗れたため、ゲーム差は3.5となっている。
中日ドラゴンズが3点のビハインドから、東京ヤクルトスワローズに逆転勝ちした。大野雄大が完投で今シーズン初勝利をマークしている。広島が敗れたため、中日は5位に浮上した。
阪神タイガースと横浜DeNAベイスターズの試合は引き分けに終わった。阪神は梅野隆太郎の3点本塁打で先制するも、逃げ切ることができなかった。両チームとも勝率5割のまま。
31日に行われた試合の詳細は以下の通り。
巨人対広島
4回に1点を失った巨人はその裏、亀井善行と丸佳浩の適時打ですぐさま逆転に成功する。5回に先発の畠世周が危険球退場となったものの、鍵谷陽平、大江竜聖、大竹寛、高梨雄平、中川皓太と中継ぎ陣が広島打線を封じ込め逃げ切り勝ちを収めている。
広島は西川龍馬の本塁打で先制したものの、その後が続かなかった。先発のルーキー森下暢仁は、5回2失点の内容で今シーズン2敗目を喫している。再び借金は6となった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 7/31(金) | 巨人 2-1 広島 | 畠 森下 | 勝：大江／セ：中川 敗：森下 |
| 8/1(土) | 巨人 vs 広島 | 田口 床田 | 勝：／セ： 敗： |
| 8/2(日) | 巨人 vs 広島 | 勝：／セ： 敗： |
中日対ヤクルト
中日は0-3と3点ビハインドで迎えた4回、ビシエドの2点適時二塁打で1点差に詰め寄る。6回には再びビシエドが適時打を放ち同点。さらには阿部寿樹も適時二塁打を放ち勝ち越すことに成功する。7回には高橋周平にも適時打が飛び出し5-3。投げては大野雄大が今シーズン初勝利を完投で飾っている。
一方のヤクルトは村上宗隆の本塁打などで3点をリードしたが逆転負け。先発のルーキー吉田大喜は勝ち投手の権利を持って降板したが、中継ぎ陣が打ち込まれ初勝利はお預けとなっている。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 7/31(金) | 中日 5-3 ヤクルト | 大野雄 吉田大喜 | 勝：大野雄 敗：中澤 |
| 8/1(土) | 中日 vs ヤクルト | 勝野 小川 | 勝：／セ： 敗： |
| 8/2(日) | 中日 vs ヤクルト | 勝：／セ： 敗： |
阪神対DeNA
阪神は4回、梅野隆太郎が本塁打を放ち3点を先制する。これが、阪神にとって21イニングぶりの得点となった。一方のDeNAは6回に1点を返す。7回には1死一、二塁のチャンスで代打の山下幸輝が適時打を放ち1点差。さらに2死一、三塁でオースティンも適時打を放つ同点に追いつく。
8回以降は両チームとも決定打が出ず、延長10回引き分けに終わっている。DeNAは7月29日からクローザーとして起用されている三嶋一輝は、3日連続となる登板だったが1回無失点の内容だった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 7/31(金) | 阪神 3-3 DeNA | 青柳 上茶谷 | |
| 8/1(土) | 阪神 vs DeNA | 西勇 今永 | 勝：／セ： 敗： |
| 8/2(日) | 阪神 vs DeNA | 勝：／セ： 敗： |
セ・リーグ順位表
7月31日終了時点
| 順位 | 球団 | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 率 | 差 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 巨人 | 34 | 21 | 11 | 2 | .656 | ─ |
| 2 | ヤクルト | 35 | 17 | 14 | 4 | .548 | 3.5 |
| 3 | DeNA | 36 | 17 | 17 | 2 | .500 | 1.5 |
| 4 | 阪神 | 34 | 16 | 16 | 2 | .500 | 0 |
| 5 | 中日 | 37 | 14 | 21 | 2 | .400 | 3.5 |
| 6 | 広島 | 35 | 12 | 18 | 4 | .400 | -0.5 |
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