10月1日、各地でパ・リーグの試合が行われた。
首位の福岡ソフトバンクホークスが4-1で3位の東北楽天ゴールデンイーグルスに勝利した。2位の千葉ロッテマリーンズは5位の北海道日本ハムファイターズに2-3で敗れている。そのため、両チームのゲーム差は1に広がった。
5位の埼玉西武ライオンズは7-6で最下位のオリックス・バファローズに勝利した。西武は連敗を2で止めた。オリックスの連勝も3でストップしている。
10月1日に行われた試合の詳細は以下の通り。
日本ハム対ロッテ
日本ハムは0−1と1点ビハインドの4回、清宮幸太郎に本塁打が飛び出し同点に追いつく。つづく5回には中田翔の適時打で1点を勝ち越すと、7回には宇佐見真吾の本塁打で3-1とリードを広げる。投げては先発の杉浦稔大が6回1失点と好投。その後を4人の継投策でロッテ打線を1点に封じ込め、逃げ切った。
ロッテは4回に中村奨吾の適時打で1点を先制。その後1-3で迎えた8回に角中勝也の適時打で1点差に迫る粘りみせたものの、あと一歩及ばなかった。先発の岩下大輝は今シーズン7敗目を喫している。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 9/29(火) | 日本ハム 3-4 ロッテ | 上沢 石川 | 勝：石川／セ：益田 敗：上沢 |
| 9/30(水) | 日本ハム 1-2 ロッテ | バーヘイゲン 小島 | 勝：小島／セ：益田 敗：バーヘイゲン |
| 10/1(木) | 日本ハム 3-2 ロッテ | 杉浦 岩下 | 勝：杉浦／セ：宮西 敗：岩下 |
楽天対ソフトバンク
ソフトバンクは0-1と1点ビハインドの7回、栗原陵矢の適時二塁打と甲斐拓也のスクイズで2点を奪い逆転に成功する。8回には中村晃の適時打でさらに1点を追加。9回には甲斐に本塁打が飛び出し4-1とリードを広げる。投げては石川柊太が7回途中1失点の好投で今シーズン7勝目をマークしている。
一方の楽天は中継ぎに復帰した松井裕樹が1回2失点で逆転を許すと、牧田和久、DJ.ジョンソンも1失点と中継ぎ陣が奮わなかった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 9/29(火) | 楽天 2-6 ソフトバンク | 則本昂 千賀 | 勝：千賀 敗：則本昂 |
| 9/30(水) | 楽天 9-3 ソフトバンク | 涌井 武田 | 勝：涌井 敗：武田 |
| 10/1(木) | 楽天 1-4 ソフトバンク | 岸 石川 | 勝：石川／セ：森 敗：松井 |
オリックス対西武
西武は4-5と1点ビハインドの8回、中村剛也の適時打と山川穂高の一発で3点を奪い試合をひっくり返す。9回に1点を失ったものの、そのまま逃げ切り勝ちを収めた。3番手で登板したドラフト1位ルーキーの宮川哲が、1回無失点の好投でプロ初勝利をマークしている。先発復帰の今井達也は6回途中5失点（自責3）の内容だった。
一方のオリックスは5-7と2点ビハインドの9回裏、T-岡田の本塁打で1点差に迫ったものの及ばず。1点リードの8回に登板した3番手のヒギンスが1回3失点と打ち込まれた。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 9/29(火) | オリックス 3-0 西武 | 山本 髙橋光 | 勝：山本／セ：ディクソン 敗：髙橋光 |
| 9/30(水) | オリックス 5-0 西武 | 増井 浜屋 | 勝：増井 敗：浜屋 |
| 10/1(木) | オリックス 6-7 西武 | 田嶋 今井 | 勝：宮川／セ：増田 敗：ヒギンス |
パ・リーグ順位表
10月1日終了時点
| 順位 | 球団 | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 率 | 差 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ソフトバンク | 89 | 49 | 36 | 4 | .576 | ─ |
| 2 | ロッテ | 89 | 49 | 38 | 2 | .563 | 1 |
| 3 | 楽天 | 89 | 43 | 43 | 3 | .500 | 5.5 |
| 4 | 西武 | 87 | 41 | 44 | 2 | .482 | 1.5 |
| 5 | 日本ハム | 89 | 41 | 45 | 3 | .477 | 0.5 |
| 6 | オリックス | 89 | 33 | 50 | 6 | .398 | 6.5 |
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