8月27日、各地でパ・リーグの試合が行われた。
首位の福岡ソフトバンクホークスは、最下位のオリックス・バファローズに快勝。5連勝で2位・ロッテとのゲーム差を2と広げた。
3位の東北楽天ゴールデンイーグルスは、2位の千葉ロッテマリーンズに大勝。打っては17安打15得点、投げては先発の松井裕樹が7回無失点で今季初勝利をマークした。
埼玉西武ライオンズは劇的なサヨナラ勝ちで連敗を5でストップ。4位の北海道日本ハムファイターズは連勝が4で止まった。
27日に行われた試合の詳細は以下の通り。
楽天対ロッテ
楽天は3回、ロメロの16号3ランなどで4点を先制。4回には浅村栄斗、岡島豪郎のタイムリーで3点を追加し、大量リードとする。さらに7回には茂木栄五郎の6号2ラン、8回には浅村の17号グランドスラムでダメ押しに成功した。投げては先発の松井裕樹が、7回1安打無失点、11奪三振の好投を見せ今シーズン初勝利をあげた。
ロッテは打線が藤岡裕大の1安打のみに抑え込まれ、完封負け。先発の岩下大輝も4回7失点と試合を作ることができず、連勝は2で止まった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 8/25(火) | 楽天 4-8 ロッテ | 弓削 美馬 | 勝：美馬 敗：シャギワ |
| 8/26(水) | 楽天 0-2 ロッテ | 涌井 小島 | 勝：小島／セ：益田 敗：涌井 |
| 8/27(木) | 楽天 15-0 ロッテ | 松井 岩下 | 勝：松井 敗：岩下 |
西武対日本ハム
西武は4点を追う4回、山川穂高の18号2ランで2点を返すと、5回には栗山巧のタイムリーなどで3点を奪い逆転に成功。6回には柘植世那のプロ初ホームランが飛び出し、リードを2点とした。その後再びリードを奪われ、迎えた最終回、一死満塁から山川のサヨナラタイムリーが飛び出し、西武が打撃戦を制した。
日本ハムは初回、中田翔の21号2ラン、2回には大田泰示の7号2ランなどでリード。その後逆転を許し、8回には西川遥輝のタイムリーなどで再びリードを奪ったが、最終回に堀瑞輝が西武打線につかまり、サヨナラを許してしまった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 8/25(火) | 西武 3-4 日本ハム | 髙橋光 上沢 | 勝：上沢／セ：秋吉 敗：髙橋光 |
| 8/26(水) | 西武 5-8 日本ハム | 榎田 杉浦 | 勝：杉浦／セ：秋吉 敗：榎田 |
| 8/27(木) | 西武 8-7 日本ハム | 本田 河野 | 勝：森脇 敗：堀 |
ソフトバンク対オリックス
ソフトバンクは2回、甲斐拓也の2号2ランなどで3点を先制。1点差とされた7回には上林誠知の6号ソロが飛び出し、オリックスを突き放した。投げては先発の笠谷俊介が、5回2安打1失点の好投を見せ、今シーズン2勝目をマークした。
オリックスはエースの山岡泰輔が6月26日以来、約2ヵ月ぶりの登板となったが、3回3失点で降板。打線はソフトバンクを上回る7安打を放ったが、2得点にとどまった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 8/25(火) | ソフトバンク 4-0 オリックス | 千賀 山本 | 勝：千賀 敗：山本 |
| 8/26(水) | ソフトバンク 4-3 オリックス | 和田 田嶋 | 勝：森 敗：ディクソン |
| 8/27(木) | ソフトバンク 4-2 オリックス | 笠谷 山岡 | 勝：笠谷／セ：森 敗：山岡 |
パ・リーグ順位表
8月27日終了時点
| 順位 | 球団 | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 率 | 差 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ソフトバンク | 59 | 34 | 23 | 2 | .596 | ─ |
| 2 | ロッテ | 59 | 32 | 25 | 2 | .561 | 2 |
| 3 | 楽天 | 59 | 30 | 26 | 3 | .536 | 1.5 |
| 4 | 日本ハム | 59 | 29 | 27 | 3 | .518 | 1 |
| 5 | 西武 | 57 | 24 | 31 | 2 | .436 | 4.5 |
| 6 | オリックス | 59 | 19 | 36 | 4 | .345 | 5 |
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