9月8日、各地でパ・リーグの試合が行われた。
首位の福岡ソフトバンクホークスは、千賀滉大の好投で東北楽天ゴールデンイーグルスに完封勝利。接戦を制し、連敗を3で止めた。
4連勝と波に乗る千葉ロッテマリーンズは、北海道日本ハムファイターズに逆転勝利。好調のマーティンが2安打3打点と、全得点を叩き出す活躍を見せた。
5位の埼玉西武ライオンズは、先発の髙橋光成が9回先頭まで無安打無得点の快投を披露。惜しくも大記録は逃したが、1安打完封でオリックス・バファローズに快勝を収めた。
8日に行われた試合の詳細は以下の通り。
楽天対ソフトバンク
ソフトバンクは両チーム無得点の4回、栗原陵矢のタイムリーで先制に成功。5回にはグラシアルの7号ソロが飛び出し、リードを2点とした。投げては先発の千賀滉大が8回3安打無失点、13奪三振と圧巻の投球で今シーズン6勝目をマーク。最後は森唯斗が締めて19セーブ目を挙げた。
楽天の先発・辛島航は5回2失点と先発の役割は果たしたものの、打線が千賀の前に完璧に封じ込まれ、2敗目を喫した。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 9/8(火) | 楽天 0-2 ソフトバンク | 辛島 千賀 | 勝：千賀／セ：森 敗：辛島 |
| 9/9(水) | 楽天 vsソフトバンク | 涌井 和田 | 勝： 敗： |
| 9/10(木) | 楽天 vsソフトバンク | 勝： 敗： |
西武対オリックス
西武は両軍無得点で迎えた5回、岡田雅利の内野ゴロの間に1点をあげ、先制に成功。6回には主砲・山川穂高のタイムリーでリードを2点とした。投げては先発の髙橋光成が9回1安打無失点で完封勝利。9回先頭の西野真弘に安打を許すまでは無安打無得点の快投を披露した。惜しくも大記録は逃したものの、2016年以来、自身4年ぶりの完封勝利となった。
一方のオリックスは、髙橋光の前に打線が完全に沈黙。先発の山本由伸は7回5安打2失点、9奪三振の好投を見せたものの、今シーズン3敗目を喫した。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 9/8(火) | 西武 2‐0 オリックス | 髙橋光 山本 | 勝：髙橋光 敗：山本 |
| 9/9(水) | 西武 vsオリックス | 内海 田嶋 | 勝： 敗： |
| 9/10(木) | 西武 vsオリックス | 勝： 敗： |
ロッテ対日本ハム
ロッテは初回、マーティンの20号ソロで幸先良く先制。その後逆転を許すも、5回にはマーティンの2点タイムリーで再び逆転に成功した。2番手で登板し、5回の1イニングを無失点で抑えた小野郁が今シーズン2勝目を手にした。また、6回には前日に巨人から移籍してきた澤村拓一が初登板。三者三振に斬って取り、最高のデビューとなった。
日本ハムは先発の上沢直之が7回4安打3失点（自責2）、9奪三振の好投を見せたが、打線の援護に恵まれず、今シーズン3敗目を喫した。打線は10安打を放ちながら2得点にとどまるなど、決定打を欠いた。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 9/8(火) | ロッテ 3-2 日本ハム | 大嶺 上沢 | 勝：小野／セ：益田 敗：上沢 |
| 9/9(水) | ロッテ vs日本ハム | 小島 金子 | 勝： 敗： |
| 9/10(木) | ロッテ vs日本ハム | 勝： 敗： |
パ・リーグ順位表
9月8日終了時点
| 順位 | 球団 | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 率 | 差 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ソフトバンク | 69 | 39 | 27 | 3 | .591 | ─ |
| 2 | ロッテ | 69 | 39 | 28 | 2 | .582 | 0.5 |
| 3 | 楽天 | 69 | 34 | 32 | 3 | .515 | 4.5 |
| 4 | 日本ハム | 69 | 32 | 34 | 3 | .485 | 2 |
| 5 | 西武 | 67 | 31 | 34 | 2 | .477 | 0.5 |
| 6 | オリックス | 69 | 22 | 42 | 5 | .344 | 8.5 |
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