10月28日、セ・リーグの試合が行われた。
横浜DeNAベイスターズは11安打10得点で、読売ジャイアンツに打ち勝った。巨人は投手陣が崩壊し4連敗を喫している。
3位の阪神タイガースは投打が噛み合い、中日ドラゴンズに快勝。大山悠輔が3安打3打点の活躍で4連勝としている。
広島東洋カープは先発の遠藤淳志が好投を見せ、東京ヤクルトスワローズに競り勝った。ヤクルト・村上宗隆は2本塁打も空砲となった。
10月28日に行われた試合の詳細は以下の通り。
DeNA対巨人
DeNAは初回、宮崎敏郎、オースティン、ソトのタイムリーなどでいきなり4点を先制。同点とされた直後の3回には、伊藤光のタイムリーなどで再び4点をリード。終盤に追い上げられるも、オースティンのダメ押しタイムリーで逃げ切った。投げては2番手の伊勢大夢が3勝目を挙げた。
優勝目前の巨人だが、先発の髙橋優貴が3回途中7失点と序盤で大量失点。打線は岡本和真の27号3ランなどで一時は同点に追いつき、その後も追い上げを見せたが、及ばなかった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 10/27(火) | DeNA 9-2 巨人 | 大貫 戸郷 | 勝：大貫 敗：戸郷 |
| 10/28(水) | DeNA 10-6 巨人 | 坂本 髙橋 | 勝：伊勢 敗：髙橋 |
| 10/29(木) | DeNA vs 巨人 | 平良 サンチェス | 勝： 敗： |
阪神対中日
阪神は1点を追う2回、木浪聖也のタイムリーで同点とすると、5回にはマルテ、大山悠輔のタイムリーで逆転に成功。阪神はその後も攻撃の手を緩めず、マルテが1安打2打点、大山が3安打3打点、近本光司が4安打2打点の活躍を見せた。久々の先発となった藤浪晋太郎は4回1失点、6奪三振。2番手の岩貞祐太が6勝目を手にした。
敗れた中日は初回、福田永将の押し出し四球で先制したものの、2回以降はわずか1安打に抑え込まれてしまった。先発の勝野昌慶も5回途中3失点（自責2）で降板と、投打で精彩を欠いた。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 10/27(火) | 阪神 4-1 中日 | 青柳 福谷 | 勝：岩崎／セ：スアレス 敗：福 |
| 10/28(水) | 阪神 9-1 中日 | 藤浪 勝野 | 勝：岩貞 敗：勝野 |
| 10/29(木) | 阪神 vs 中日 | 西勇 大野雄 | 勝： 敗： |
広島対ヤクルト
広島は初回、會澤翼の押し出し死球で先制すると、堂林翔太の2点タイムリーが飛び出し、幸先良く3点を先制。このリードを、3投手の継投で守り切る。先発の遠藤淳志は7回5安打1失点、9奪三振の快投で4勝目。ケムナ誠、フランスアと繋いでヤクルトに連勝とした。
一方のヤクルトは、先発の石川雅規が初回に3失点を喫するなど、4回3失点と試合を作れずに8敗目。打線は主砲の村上宗隆が25号、26号と2本塁打もいずれもソロで、この2得点に終わった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 10/27(火) | 広島 2-0 ヤクルト | 九里 高梨 | 勝：九里／セ：フランスア 敗：高梨 |
| 10/28(水) | 広島 3-2 ヤクルト | 遠藤 石川 | 勝：遠藤／セ：フランスア 敗：石川 |
| 10/29(木) | 広島 vs ヤクルト | 薮田 金久保 | 勝： 敗： |
セ・リーグ順位表
10月28日終了時点
| 順位 | 球団 | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 率 | 差 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 巨人 | 109 | 63 | 40 | 6 | .612 | M2 |
| 2 | 中日 | 111 | 56 | 50 | 5 | .528 | 8.5 |
| 3 | 阪神 | 110 | 54 | 50 | 6 | .519 | 1 |
| 4 | DeNA | 111 | 53 | 53 | 5 | .500 | 2 |
| 5 | 広島 | 110 | 46 | 54 | 10 | .460 | 4 |
| 6 | ヤクルト | 109 | 38 | 63 | 8 | .376 | 8.5 |
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