9月10日、セ・リーグの試合が行われた。
首位の読売ジャイアンツは4位の中日ドラゴンズと2-2で引き分けた。3位の阪神タイガースは2位の横浜DeNAベイスターズに8-7で勝利。両チームのゲーム差は0.5に縮まっている。首位巨人と2位DeNAのゲーム差は9に広がった。
5位の広島東洋カープは最下位の東京ヤクルトスワローズを2-1で下した。4位中日とのゲーム差は1となっている。
9月10日に行われた試合の詳細は以下の通り。
DeNA対阪神
阪神が激しい打ち合いを制した。阪神は6-7と1点ビハインドで迎えた7回、1死一塁からサンズが本塁打を放ち8-7と試合をひっくり返す。そこから岩貞祐太、スアレスがともに回跨ぎながら、DeNA打線を無失点に封じ込め逃げ切っている。
逆転の本塁打を放ったサンズは、「甘く入ってきたボールをしっかり仕留めることができたし、逆転することができて良かったよ」と喜んだ。
一方のDeNAはルーキーの蝦名達夫が初安打を初本塁打で飾るなど、11安打を放ったものの及ばず。先発のピープルズは4回5失点と試合をつくることができなかった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 9/8(火) | DeNA 7-7 阪神 | 坂本 ガルシア | |
| 9/9(水) | DeNA 6-1 阪神 | 上茶谷 青柳 | 勝：上茶谷 敗：青柳 |
| 9/10(木) | DeNA 7-8 阪神 | ピープルズ 齋藤 | 勝：ガンケル／セ：スアレス 敗：国吉 |
中日対巨人
中日は4回、平田良介の適時打で1点を先制する。しかし巨人は8回、無死一、二塁のチャンスを作ると吉川尚輝が適時三塁打を放ち2-1と逆転に成功する。その裏、中日は1死満塁のチャンスで高橋周平が内野ゴロ。その間に三塁走者が生還し試合をすぐさま振り出しに戻す。その後両チームとも投手陣が踏ん張り、試合は引き分けに終わっている。
前日の試合で3本塁打を放った 坂本勇人 （巨人）は、4打数ノーヒットに終わっている。原辰徳監督の球団単独最多となる1067勝目はお預けとなった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 9/8(火) | 中日 0-2 巨人 | 大野雄 菅野 | 勝：菅野／セ：デラロサ 敗：大野雄 |
| 9/9(水) | 中日 4-5 巨人 | 岡野 田口 | 勝：鍵谷／セ：高梨 敗：福 |
| 9/10(木) | 中日 2-2 巨人 | 福谷 サンチェス |
広島対ヤクルト
広島は4回、長野久義の適時打で1点を先制する。その後同点に追いつかれたものの、7回に菊池涼介の適時二塁打で勝ち越すことに成功。そのまま逃げ切り勝ちを収めた。先発の 森下暢仁 は、7回1失点の好投で今シーズン6勝目をマークした。
一方のヤクルトは打線が沈黙。坂口智隆のソロ本塁打による1得点に終わっている。先発の高橋奎二は4回1失点、4四死球で試合を作れなかった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 9/8(火) | 広島 5-1ヤクルト | 九里 石川 | 勝：九里 敗：石川 |
| 9/9(水) | 広島 10-10 ヤクルト | 野村 山中 | |
| 9/10(木) | 広島 2-1 ヤクルト | 森下 高橋 | 勝：森下／セ：フランスア 敗：高橋 |
セ・リーグ順位表
9月10日終了時点
| 順位 | 球団 | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 率 | 差 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 巨人 | 68 | 42 | 22 | 4 | .656 | ─ |
| 2 | DeNA | 71 | 34 | 32 | 5 | .515 | 9 |
| 3 | 阪神 | 69 | 33 | 32 | 4 | .508 | 0.5 |
| 4 | 中日 | 72 | 31 | 36 | 5 | .463 | 3 |
| 5 | 広島 | 69 | 27 | 34 | 8 | .443 | 1 |
| 6 | ヤクルト | 69 | 26 | 37 | 6 | .413 | 2 |
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