11月4日、各地でセ・リーグの試合が行われた。
2位の阪神タイガースは、3-2で最下位の東京ヤクルトスワローズにサヨナラ勝ちを収めた。3位の中日ドラゴンズは4位の横浜DeNAベイスターズに5-4で勝利した。その結果、2位の阪神と3位中日のゲーム差は変わらず0.5のまま。3位中日と4位DeNAのゲーム差は2.5となった。
5位の広島東洋カープは、優勝を決めている読売ジャイアンツに5-1で勝利し引き分けを挟んで6連勝を飾った。
11月4日に行われた試合の詳細は以下の通り。
中日対DeNA
中日は4回、平田良介と木下拓哉の適時打などで4点を先制する。その後、2本の本塁打を浴び同点に追いつかれたものの、8回に高橋周平がソロ本塁打を放ち勝ち越しに成功する。最後は福敬登が無失点に抑え逃げ切り勝ちを収めている。
DeNAは0-4と4点ビハインドから、ソトとロペスの本塁打で同点に追いつく。しかし、8回に伊勢大夢が一発を浴び勝ち越され、そのまま敗れている。伊勢はプロ初黒星となった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 11/3(火) | 中日 7-5 DeNA | 福谷 大貫 | 勝：福谷／セ：祖父江 敗：大貫 |
| 11/4(水) | 中日 5-4 DeNA | 勝野 坂本 | 勝：祖父江／セ：福 敗：伊勢 |
| 11/5(木) | 中日 DeNA | 大野雄 平良 | 勝： 敗： |
阪神対ヤクルト
阪神は2度追いつかれ2-2で迎えた9回裏、1死から打席に入った大山悠輔が本塁打を放ちサヨナラ勝ちを収めた。6回無失点、6奪三振の内容だった先発の藤浪晋太郎は、「バランス良く思い切って投げることができましたし、梅野さんのリードにもバックにも助けてもらい無失点で抑えることができて良かったです」と味方の守備に感謝している。
一方のヤクルトは1-2と1点ビハインドの8回、西田明央のソロ本塁打で同点に追いついたものの、9回に登板した4番手の梅野雄吾が被弾しサヨナラ負けとなった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 11/3(火) | 阪神 1-4 ヤクルト | 青柳 高梨 | 勝：梅野／セ：石山 敗：岩貞 |
| 11/4(水) | 阪神 3-2 ヤクルト | 藤浪 石川 | 勝：スアレス 敗：梅野 |
| 11/5(木) | 阪神 ヤクルト | 西勇 金久保 | 勝： 敗： |
広島対巨人
広島は1-0で迎えた7回、長野久義の本塁打などで2点を追加する。8回には會澤翼と長野の適時打でさらに2点を追加し5-0。投げては先発の遠藤淳志が8回まで無失点投球。9回に1点を失い、完封こそ逃したものの完投で5勝目をマークした。
敗れた巨人は遠藤の前に8回までわずか3安打と打線が沈黙。9回に1点を返したものの、及ばなかった。高卒2年目の横川凱がプロ入り初登板を果たし、0.2回を被安打1、無失点に抑えている。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 11/3(火) | 広島 2-2巨人 | 九里 戸郷 | |
| 11/4(水) | 広島 5-1 巨人 | 遠藤 高橋 | 勝：遠藤 敗：高橋 |
| 11/5(木) | 広島 巨人 | 薮田 サンチェス | 勝： 敗： |
セ・リーグ順位表
11月4日終了時点
| 順位 | 球団 | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 率 | 差 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 巨人 | 115 | 65 | 42 | 8 | .607 | 優勝 |
| 2 | 阪神 | 116 | 57 | 52 | 6 | .523 | 9 |
| 3 | 中日 | 117 | 58 | 54 | 6 | .518 | 0.5 |
| 4 | DeNA | 117 | 55 | 56 | 6 | .495 | 2.5 |
| 5 | 広島 | 116 | 50 | 54 | 12 | .481 | 1.5 |
| 6 | ヤクルト | 115 | 39 | 66 | 10 | .371 | 11.5 |
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