9月4日、各地でセ・リーグの試合が行われた。
阪神タイガースと読売ジャイアンツによる首位攻防戦は、阪神が競り勝った。ここまで2勝8敗と大きく負け越していた阪神だが、この日は中盤にあげたリードを守り抜き、巨人に勝利。
Aクラス浮上を目指す中日ドラゴンズは、東京ヤクルトスワローズに快勝。2番手の又吉克樹が好リリーフを見せ、今シーズン初勝利を手にした。
3位の横浜DeNAベイスターズと5位の広島東洋カープによる一戦は、両軍合わせて33安打24得点の壮絶な打撃戦の末、引き分けに終わった。
9月4日に行われた試合の詳細は以下の通り。
ヤクルト対中日
中日は2点を追う5回、アルモンテの2点タイムリーで同点に追いつく。すると5回には、高橋周平の4号2ランが飛び出し、勝ち越しに成功した。5回から登板し、2回を無失点に抑えた又吉克樹が今シーズン初勝利を手にした。最終回に登板したR.マルティネスは、三振振り逃げを含む1イニング4三振を記録。
一方のヤクルトは、初回に青木宣親の12号ソロで先制し、4回にもエスコバーのタイムリーで追加点を挙げたが、リードを守り切れなかった。先発の高梨裕稔は7回4失点で4敗目を喫した。
開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
---|---|---|---|
9/4(金) | ヤクルト 2-4 中日 | 高梨 柳 | 勝:又吉/セ:R.マルティネス 敗:高梨 |
9/5(土) | ヤクルト vs 中日 | 吉田大喜 松葉 | 勝: 敗: |
9/6(日) | ヤクルト vs 中日 | 勝: 敗: |
阪神対巨人
阪神は2回、大山悠輔の14号ソロなどで2点を先制。6回にはサンズの15号2ラン、小幡竜平のタイムリーでリードを5点とする。投げては先発の西勇輝が8回途中4失点(自責3)の好投を見せ、今シーズン5勝目をマーク。終盤、1点差にまで迫られたが、最後はスアレスが締めて接戦を制した。
巨人は4連勝中の戸郷翔征が先発するも、6回途中5失点と試合を作ることができず、3敗目を喫した。打線は終盤、岡本和真のタイムリーなどで1点差に詰め寄ったが、あと一歩及ばず。巨人の連勝は5で止まった。
開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
---|---|---|---|
9/4(金) | 阪神 5-4 巨人 | 西勇 戸郷 | 勝:西勇/セ:スアレス 敗:戸郷 |
9/5(土) | 阪神 vs 巨人 | 藤浪 今村 | 勝: 敗: |
9/6(日) | 阪神 vs 巨人 | 勝: 敗: |
広島対DeNA
両軍合わせて33安打24得点の壮絶な打撃戦は、最後まで決着がつかず、引き分けに終わった。DeNAは3回、ソトのタイムリーなどで5点をリード。しかし4回、広島も松山竜平のタイムリーなどで同点とする。5回にはDeNAがソトの10号ソロなどで3得点、終盤にも得点を重ねたが、広島もここから粘りを見せ、2点差として最終回へ。
四球と安打などで二死二、三塁とした広島は、菊池涼介のこの日5安打目となるタイムリーが飛び出し、土壇場で試合を振り出しに戻す。その後は両チーム無得点。2度に渡ってビハインドを追いついた広島が、引き分けに持ち込んだ。
DeNAにとっては目前に迫った連敗脱出のチャンスを逃す、痛い引き分けとなった。
開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
---|---|---|---|
9/4(金) | 広島 12-12 DeNA | 森下 井納 | |
9/5(土) | 広島 vs DeNA | 大瀬良 大貫 | 勝: 敗: |
9/6(日) | 広島 vs DeNA | 勝: 敗: |
セ・リーグ順位表
9月4日終了時点
順位 | 球団 | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 率 | 差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 巨人 | 63 | 38 | 22 | 3 | .633 | ─ |
2 | 阪神 | 64 | 32 | 29 | 3 | .525 | 6.5 |
3 | DeNA | 66 | 31 | 31 | 4 | .500 | 1.5 |
4 | 中日 | 67 | 30 | 33 | 4 | .476 | 1.5 |
5 | 広島 | 64 | 25 | 32 | 7 | .439 | 2 |
6 | ヤクルト | 64 | 25 | 34 | 5 | .424 | 1 |
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