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市立船橋、昌平、青森山田が快勝で準々決勝の舞台へ | 第99回全国高校サッカー選手権大会3回戦・結果まとめ

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市立船橋、昌平、青森山田が快勝で準々決勝の舞台へ | 第99回全国高校サッカー選手権大会3回戦・結果まとめDAZN
2020年12月31日(木)~2021年1月11日(月・祝)に実施される第99回全国高校サッカー選手権大会。1月3日に行われた3回戦の結果を振り返ろう。
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3回戦

2020年1月3日(日)

12:05 K.O.

昌平(埼玉) 3 vs 0 創成館(長崎)

2回戦で難敵の京都橘を破った昌平と、初出場ながら3回戦へと駒を進めた創成館が浦和駒場スタジアムで相対した。試合は立ち上がりから優勝候補筆頭の昌平が攻勢をかけていく。鹿島アントラーズ内定のMF須藤直輝を軸にボールを動かしていくと、前半17分に1年生のMF荒井悠汰がカットインから見事な左足のシュートを沈めて先制に成功。さらに前半39分には須藤が今大会初ゴール、アディショナルタイムには鹿島アントラーズ内定のMF小川優介もゴールを決め、3点リードで前半を折り返した。

後半はビハインドを背負った創成館が1点を目指して積極的な攻撃を繰り出していく。しかし、ゴールに迫りながら昌平の体を張った守備もあり、最後までゴールネットを揺らすことができず。このまま試合は終了し、3-0で昌平が準々決勝へ進出している。

No.試合スタジアム結果
34昌平(埼玉) vs 創成館(長崎)駒場3ー0
35仙台育英(宮城) vs 市立船橋(千葉)フクアリ0ー3
38神村学園(鹿児島) vs 富山第一(富山)等々力0ー1
39堀越(東京A) vs 丸岡(福井)駒沢2ー0

14:10 K.O.

帝京大可児(岐阜) 2 vs 4 青森山田(青森)

2回戦を快勝で突破した岐阜県代表の帝京大可児と青森県代表の青森山田が駒沢陸上競技場で激突した。注目の試合、先手を奪ったのは帝京大可児だ。前半7分、バイタルエリアでフリーとなったMF三品直哉がポストに当てながらシュートをねじ込み先制点を奪取した。しかし、青森山田は全く動揺しない。前半13分にロングスローから浦和レッズ内定のDF藤原優大がヘディングで同点弾を奪うと、前半39分にはゴール前の混戦をMF松木玖生が押し込み、あっさりと逆転に成功して後半へと折り返した。

後半は両者の意地と意地のぶつかり合いになる。後半22分に青森山田がロングスローの混戦からDF秋元琉星が押し込みリードを広げるが、その2分後には素早い攻撃から帝京大可児のエースFW大森涼がゴールを決めて1点差に追いすがる。その後も互いに攻撃し合う展開となった中、試合に終止符を打ったのは青森山田の藤原だ。後半37分に得たPKを冷静に沈めて勝負あり。4-2で優勝候補の青森山田が準々決勝へと進んだ。

矢板中央(栃木) 0 vs 0(3 PK 1)東福岡(福岡)

見ごたえある"赤い"名門同士の対決となった。

昨年度ベスト4の栃木県代表"赤い壁"矢板中央と、3度の優勝歴を誇る福岡県代表"赤い彗星"東福岡が等々力陸上競技場で対峙。2回戦から登場したシード校の矢板中央は前日に徳島市立をPK戦の末撃破、前日に劇的勝利で作陽を下した東福岡は連戦が続く中での3回戦となった。

試合は得意の堅守速攻から一撃を狙う矢板中央に対し、東福岡がボールを保持しながら押し込む展開に。東福岡は両サイドを制するも、矢板中央の最後の砦を攻略することができず、前半は0-0で折り返す。

後半も『攻める東福岡、守る矢板中央』という構図は変わらない。東福岡はU-17日本代表の青木俊輔を中心に攻め込むが、矢板中央も昨年度優秀選手に輝いたGK藤井陽登、そして新倉礼偉、島崎勝也ら185cm超の長身CBを擁する鉄壁の守備陣が、東福岡の攻撃を弾き返し続ける。後半32分には東福岡に決定的なチャンスが生まれるが、これも矢板中央が体を張った守備でゴールを割らせない。

スコアレスのままPK戦に突入すると、緊迫の"赤対決"を制したのは矢板中央。東福岡は試合を通じて終始攻め続けたものの、3本を外したPK戦で涙を呑んだ。これで矢板中央は、昨年に続く準々決勝進出。次戦は2013年に優勝した富山第一(富山)と、1月5日に駒沢陸上競技場で対戦する。

No.試合スタジアム結果
33藤枝明誠(静岡) vs 山梨学園(山梨)駒場1ー1(6ー7)
36神戸弘陵学園(兵庫) vs 帝京長岡(新潟)フクアリ1ー3
37矢坂中央(栃木) vs 東福岡(福岡)等々力0ー0(3ー1)
40帝京大可児(岐阜) vs 青森山田(青森)駒沢2ー4

注目選手

出場チーム(代表校一覧)

地域運営高校名出場歴
北海道私立札幌大谷高等学校5年ぶり3回目
青森私立青森山田高等学校24年連続26回目
岩手県立遠野高等学校2年ぶり29回目
秋田私立明桜高等学校27年ぶり4回目
山形私立日本大学山形高等学校5年ぶり14回目
宮城私立仙台育英学園高等学校4年連続35回目
福島私立学校法人石川高等学校初出場
茨城私立鹿島学園高等学校4年ぶり9回目
群馬県立前橋商業高等学校16年ぶり12回目
栃木私立矢板中央高等学校4年連続11回目
埼玉私立昌平高等学校2年連続4回目
千葉市立船橋市立船橋高等学校2年連続23回目
東京A私立堀越高等学校29年ぶり3回目
東京B私立関東第一高等学校3年ぶり3回目
神奈川私立桐蔭学園高等学校3年ぶり10回目
山梨私立山梨学院高等学校3年ぶり7回目
新潟私立帝京長岡高等学校3年連続8回目
富山私立富山第一高等学校6年連続31回目
長野私立松本国際高等学校2年連続4回目
石川私立星稜高等学校2年ぶり29回目
福井県立丸岡高等学校3年連続31回目
静岡私立藤枝明誠高等学校4年ぶり3回目
愛知私立東海学園高等学校7年ぶり4回目
岐阜私立帝京大学可児高等学校2年連続7回目
三重私立海星高等学校4年ぶり2回目
滋賀私立近江高等学校初出場
京都私立京都橘高等学校2年連続9回目
奈良県立山辺高等学校初出場
和歌山私立初芝橋本高等学校3年ぶり16回目
大阪私立履正社高等学校6年ぶり3回目
兵庫私立神戸弘陵学園高等学校2年連続11回目
鳥取私立米子北高等学校11年連続16回目
島根県立大社高等学校5年ぶり10回目
広島県立広島皆実高等学校2年連続16回目
山口私立高川学園高等学校2年連続26回目
岡山私立岡山県作陽高等学校3年ぶり24回目
香川私立大手前高松高等学校2年連続2回目
愛媛私立新田高等学校39年ぶり3回目
徳島市立徳島市立高等学校3年連続18回目
高知私立明徳義塾高等学校4年ぶり8回目
福岡私立東福岡高等学校2年ぶり21回目
佐賀県立佐賀東高等学校3年ぶり11回目
大分私立日本文理大学附属高等学校初出場
宮崎私立宮崎日本大学高等学校初出場
熊本私立ルーテル学院高等学校4年ぶり5回目
長崎私立創成館高等学校初出場
鹿児島私立神村学園高等部4年連続8回目
沖縄県立那覇西高等学校2年ぶり17回目

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