ユヴェントスOBのバルザーリ氏や、インテルやミランなどでプレーした経験を持つジャンパオロ・パッツィーニ氏らが『ダゾーン・イタリア』の「Sunday Night Square」に出演。各自が8月のセリエA月間MVPを発表した。
パッツィーニ氏は、ミランで2年目を迎えた守護神のGKマイク・メニャンを選出している。元ミランFWは、ミランGKのパフォーマンスだけでなく、リーダーシップを評価している。
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「ミラノダービーでの活躍はさらなる決定打になった。だがその前にも、ミランが精彩を欠いて引き分けたサッスオーロ戦（0-0）においてPKを阻止し、決定的な役割を担った。ミランにとって単なるGKを超える存在であり、チームをけん引するリーダーと言える。だから彼を選出した。メニャンよりも強いGKは、世界において数少ないはずだ」
続いてバルザーリ氏は、今夏、ジョゼ・モウリーニョ率いるローマに新天地を求めた元ユーヴェの背番号10番、FWパウロ・ディバラを挙げた。
「パウロは熱狂をもたらしてくれた。セリエA開幕から4試合において、得点は第4節のドッピエッタ（1試合2得点）だけだったが、常にチームのプレーに参加し、チャンスもいくつかあった。正しいメンタリティで臨めている。0-4で敗れたウディネーゼ戦においては、合格点を得た数少ない選手の1人だ。ローマにおいて、パフォーマンス以上のものを与えているところを評価した」
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一方、番組に同席したステファノ・ボルギ記者は、ユヴェントスのエースFWドゥシャン・ヴラホヴィッチを推す。
「ヴラホヴィッチを選んだ理由は、セリエA第4節終了時点で得点王だったからだ。彼はユヴェントスが得点を挙げた3試合すべてにおいてゴールを決めている。サッスオーロ戦ではドッピエッタを記録し、ローマ戦やスペツィア戦では先制点を挙げて試合の行方を方向付けた。しかも完璧なフリーキックを見せ、自身のレパートリーを増やしたと言える」
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セリエAの新星クヴァラツヘリア
続いて『ダゾーン・イタリア』の解説陣は、今夏のセリエAのサプライズとなった新星を選出。3人ともにナポリの21歳MFフヴィチャ・クヴァラツヘリアを挙げた。パッツィーニ氏は、ジョージア代表MFのシンプルなプレーを絶賛する。
「これほど破壊的なパフォーマンスを見せるとは想像していなかった。シンプルなプレーが上手い。パスするべきところはパスし、シュートすべきところはシュートを打つ。ドリブルすべき時はドリブルをする。これは簡単に見えるが簡単ではない」
バルザーリ氏もナポリMFを評価しつつ、今後のさらなる成長へアドバイスを送った。
「ゴールやアシスト、ドリブルなど、いろんなレパートリーを持っているところを見せてもらった。まだ若く、セリエA1年目の選手だ。これから相手に研究され、困難に直面することもあると思うが、プレッシャーを受けた時など、プレーのレベルを向上していくべきだろう」
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