サッカー日本代表は、カタール・ワールドカップ開幕前最後の強化試合でFIFAランク41位のカナダ代表と対戦する。
カナダ戦を2日後に控えた15日、日本代表はドーハでトレーニングを行った。ピッチに姿を表したのは23人。左足ふくらはぎの違和感を抱えるMF守田英正、脳震盪の復帰プロトコルの最中のMF遠藤航が別メニュー調整となったほか、体調不良のためMF三笘薫は合流が遅れておりトレーニングを回避した。また、協会広報によるとMF田中碧とDF冨安健洋の二人に関しては、全体練習でできるところまで参加する状況となっている。
この日、練習後には遠藤が取材に対応。脳震盪により1日病院に入院していたことを明かし、カナダ戦に関しては復帰プロトコルの最中のため「行かないです。試合に出られないので、こっちに残ります」と試合に出場しないと明言した。初戦のドイツ戦に向けては「少しずつ先生と話していきたい。サッカーをやってみないとわからないので、やってみて大丈夫だったらという感じ」と現状の感覚を伝えている。
最終ラインの怪我人に加え、ここにきてボランチ陣にコンディションに不安を抱える選手が出てきている日本代表。明日、カナダと対戦するドバイに移動したあと、森保一監督がどんなプランを用意するか注目だ。