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前日会見を終え、現地時間18時から始まったトレーニングでは冒頭約15分間だけを公開。ランニングをした後、ストレッチやボール回し、ロングキックなどで汗を流し、戦術練習へと移行していった。
グループステージ突破へ重要なスペイン戦前日となったトレーニングには、これまで同様、遠藤航と酒井宏樹が別メニューで調整。これによりスペイン戦の出場はほぼ無くなったと言っていいだろう。一方、昨日に続いて冨安健洋は全体練習に参加しており、コンディションは徐々に戻ってきている様子だ。
練習後の取材には冨安が対応。「もう大丈夫です。問題ないです」と回復をアピールしつつ、スペイン戦に向けた思いを口にした。
「コスタリカ戦は勝ち点1なのか勝ち点3を取りに行くのかが中途半端だった。僕たちの力をすべて出しきれなかったと、僕は外から見てて思っている。もちろん（スペインを相手にも）勝てるクオリティーを持っていますし、それが逆に勝ち点1でもいい状況だったこともあって100％を出し切れなかったなと。でも、逆に明日のスペイン戦ははっきりしていますし、僕たちが持っている力を100％出し切りたいなと思ってます」
スペイン戦への出場について意欲を示した冨安。最終ラインに頼もしい男が戻ってくる。