日本代表は、5日に行われるラウンド16のクロアチア戦に向けたトレーニングを実施している。
ドイツやスペインといった強豪国を破ってグループステージを首位通過した日本。国内は大きな盛り上がりを見せているが、森保監督は「グループステージの第3戦からここまでの準備期間、選手たちが非常に落ち着いていい準備をしてくれています」と主張した。加えて、「明日の試合に向けても、非常にタフで激しく厳しく難しい試合になると思いますが、選手たちにはこれまで積み上げてきたものを明日の試合でもいい準備をして、思い切って自分たちのプレーを発揮してもらえたらなと思っています」と語り、クロアチア戦への思いを明かした。
ここからは決勝トーナメントとなる。同点で試合が終わったとしても延長になることから、試合全体を通したメンタリティが必要になってくる。これに指揮官は「堅くいきたいと思います。まずは総力戦ということで、チームの総合力として戦っていきたい。120分の試合を考えると、交代枠は5+1の6人使えますし、明日の試合はチーム全体で試合をつないで、我々が最後に試合をものにするということをやっていきたいなと思います」とし、チームが一丸となることで勝利を目指したいと口にした。
対戦国となるクロアチアについては「非常に世界的にもトップクラスの選手がいる、チームとしても前回のロシアワールドカップでファイナリストになった、非常に素晴らしいチームだと思っています」と表現。「非常に賢く戦えて、試合巧者」と称した相手に対し、森保監督は「最初から守りだけの戦いは明日もしたくないと思います。勇気を持って、勇敢に戦ってもらえるように準備をしていきたい」と意気込んだ。
日本はベスト16の壁を打ち破ることができるのか。注目の試合は5日24時にキックオフする。