シーズンの折り返し地点となる今節はを終え、FC町田ゼルビアが首位、大分トリニータが2位で前半戦を終えた。
首位に立つ町田は、過去12戦で1勝しか飾れていない天敵・栃木SCと前半戦最後のゲームで対決。試合は、栃木が27分にFW宮崎鴻の今季初ゴールで先制に成功し、その相性通りの試合展開で進んでいく。だが、町田も78分、DFに囲まれたFWエリキがペナルティエリア付近でボールをキープし、味方とのワンツーから最後はゴール隅に流し込んで同点。何とか勝ち点1をもぎ取った町田が前半戦を首位で折り返した。
昇格圏を死守したい大分トリニータは、ファジアーノ岡山と対戦。お互いに決定機を作りながらも、ゴール前では集中力を切らさない守備で応戦し、スコアレスの展開が続く。だが、80分、FW藤本一輝が中央へ送ったボールをGKが弾いたものの、ポストに当たってゴールに吸い込まれ、決勝点に。大分が連勝を「3」に伸ばし、昇格圏を死守して前半戦を終えた。
その他、上位勢はV・ファーレン長崎がDF米田隼也とFWエジガル・ジュニオのゴールデ大宮アルディージャを下し、東京ヴェルディが前半終盤の2ゴールで一時逆転しながらも後半立ち上がりに失点し、連勝とはならなかった。
一方で監督交代を決断した2チームはそれぞれ勝ち点を積み上げた。レノファ山口FCは、前半にMF矢島慎也のゴールでリードを奪うと、後半には途中出場のFW野寄和哉がゴールを決め、フアン・エスナイデル新体制2試合目で初白星をマーク。ヴァンフォーレ甲府に4失点で敗れた初陣を払拭する開幕戦以来となるホームでの勝利を飾った。また田村雄三新監督が就任したいわきFCは、ジェフユナイテッド千葉と対戦し、数多くのピンチを招きながらも何とか3試合ぶりのクリーンシートで勝ち点1を手にしている。
その他、復調の兆しを見せる徳島ヴォルティスとリーグ5連勝と完全復調を遂げたモンテディオ山形の一戦は、勝ち点1を分け合う結果に終わり、藤枝MYFCに4ゴールと快勝したロアッソ熊本と水戸ホーリーホックの反撃から逃げ切ったツエーゲン金沢がそれぞれ勝ち点3を手にしている。
なお、JリーグYBCルヴァンカップの日程によって延期となった清水エスパルス対ブラウブリッツ秋田とジュビロ磐田対ヴァンフォーレ甲府は、28日に行われることになる。
■J2リーグ第21節 結果
藤枝 0-4 熊本
金沢 2-1 水戸
徳島 1-1 山形
長崎 2-0 大宮
大分 1-0 岡山
山口 2-0 仙台
いわき 0-0 千葉
栃木 1-1 町田
東京V 2-2 群馬
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