1日、各地でJ1、J2、J3が開催された。
J1は7試合が開催。MFアンドレス・イニエスタのラストゲームとして注目を集めたヴィッセル神戸と北海道コンサドーレ札幌の一戦は、ドローという形で幕を閉じた。
先発メンバーに名を連ねたイニエスタは、57分までプレーし、攻撃では随所に違いを見せたが、先制したのは札幌。25分、金子拓郎のクロスを一度はGKが弾いたものの、こぼれ球をMFスパチョークが沈めてリードした。
後半からFW大迫勇也を投入し、攻勢を強めた神戸だったが、札幌のゴールをこじ開けられない時間が続いた。それでも85分、CKからDFマテウス・トゥーレルが頭で叩き込み、終盤に追いついて勝ち点1を分け合っている。
新体制での連勝を目指すFC東京は、35分にFWディエゴ・オリヴェイラのリーグ戦2試合連続ゴールで先制すると、試合終盤にはDF森重真人が負傷し、交代カードを使い切っていたため交代できず、何とかこの状況を無失点で逃げ切り、ピーター・クラモフスキー体制で連勝を手にしている。
その他、名古屋グランパスがFWキャスパー・ユンカーとMF和泉竜司のゴールで川崎フロンターレを下して2位に浮上し、浦和レッズも開始早々にサガン鳥栖に先制されながらもFWホセ・カンテとMF岩尾憲のゴールで逆転勝利を飾り、9試合負けなしと上位との差を縮めている。
9試合が行われたJ2。首位対最下位という構図のゲームとなったFC町田ゼルビアと大宮アルディージャの一戦は、7分にFW中野誠也のゴールで先制した大宮が、36分にはMF柴山昌也のゴールでリードを広げ、大波乱を予感させた。
しかしここから首位の逆襲が始まった。39分にFWエリキのゴールで1点差で前半を終えると、79分には再びエリキのゴールで追いつき、88分にはFW藤尾翔太が値千金の決勝点が生まれ、土壇場で2点差を逆転した町田が3試合ぶりの勝利を掴んでいる。
清水エスパルスとV・ファーレン長崎の”上位対決”は、清水が前半にMFカルリーニョス・ジュニオと出場停止明けのMF乾貴士のゴールで2点差としたが、後半に長崎がFWフアンマ・デルガドと古巣対決のMF澤田崇のゴールで追いつき、タイスコアで後半アディショナルタイムに突入した。
迎えた90+1分、途中出場のFW北川航也が土壇場でゴールを決め、劇的な形で上位対決を制し、プレーオフ圏まで勝ち点「2」差に詰め寄っている。
その他、ジュビロ磐田と大分トリニータの上位対決は勝ち点1を分け合い、前半の1点を無失点で逃げ切ったファジアーノ岡山が8位、ベガルタ仙台との”東北ダービー”を4ゴールで大勝したモンテディオ山形が9位に浮上している。
8試合が行われたJ3では、首位のカターレ富山が鹿児島ユナイテッドFCに敗れ、松本山雅FCと愛媛FCがドローと注目の上位対決で上位2チームが勝ち点3を取り切れなかったことで再び上位争いが大混戦となった。その中でFC今治がFWドゥドゥのハットトリックもあって今季最多4ゴールでAC長野パルセイロを下して4位に浮上。アスルクラロ沼津もDF藤嵜智貴の2試合連続ゴールで土壇場で逆転に成功し、5年ぶりの3連勝を飾り、5位に順位を上げている。
■7月1日開催 結果
・J1第19節:
鹿島 0-0 京都
新潟 2-0 広島
名古屋 2-0 川崎F
横浜FC 0-0 G大阪
FC東京 1-0 柏
神戸 1-1 札幌
鳥栖 1-2 浦和
・J2第23節:
町田 3-2 大宮
清水 3-2 長崎
千葉 2-1 甲府
金沢 0-1 栃木
磐田 1-1 大分
藤枝 0-0 山口
岡山 1-0 水戸
徳島 0-0 群馬
山形 4-1 仙台
・J3第16節:
沼津 2-1 北九州
宮崎 1-1 YS横浜
相模原 0-1 八戸
松本 1-1 愛媛
長野 0-4 今治
富山 0-2 鹿児島
福島 0-5 奈良
鳥取 2-2 FC大阪
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