7日、各地でJ1とWEリーグが開催された。
5試合が開催されたJ1。意外な結果となったのは、首位・鹿島アントラーズが敵地に乗り込みサンフレッチェ広島と相対した試合だ。連勝中の鹿島と、前節逆転負けで6試合ぶりの敗戦を喫した広島とあって試合前の状況は大きく違ったが、互いに前半からアグレッシブな戦いを見せる。その中、先制点が生まれたのは38分。人数をかけた迫力ある攻撃から最後はMF柏好文が左足のシュートを沈め、広島が先手を奪った。
後半も互いに仕掛け合う展開が続いた中、63分、素早い攻撃からゴールを奪ったのは再び広島。最後はFW満田誠が鋭いシュートを決め切ってリードを2点に広げた。これで勢いに乗ると79分には、またしても人数をかけた迫力ある攻撃から最後はGKが弾いたボールを柏が押し込み3点目。このまま試合を締めた広島が3得点で首位の鹿島に完勝。J1通算400勝目をあげた。
首位が敗れた土曜日。気を吐いたのはAFCチャンピオンズリーグに参加していた2つのチームだ。惜しくもグループステージ敗退が決まり、悔しい帰国となった川崎フロンターレは、清水エスパルスと対戦。14分にMF脇坂泰斗が今季初ゴールを挙げると、32分にはその脇坂のアシストから今度はFWマルシーニョが決めてリードを2点に広げ、前半で試合を決めた川崎Fが2-0で勝利した。
一方、ノックアウトステージ進出を決めた横浜F・マリノスは、そのチーム力を名古屋グランパス戦でも発揮。前半に負傷者が出る苦しい展開となったが、86分のFWアンデルソン・ロペスの決勝弾で勝負あり。2-1で勝利し、勝点3を伸ばしている。
WEリーグ第20節は、三菱重工浦和レッズレディースが敵地でマイナビ仙台レディースと対戦。勝点を落とした時点でINAC神戸レオネッサの優勝が決まる状況だったが、日本代表MF塩越柚歩らのゴールで3-2の勝利を収め、4連勝で首位を猛追している。
■ 5月7日開催 結果
・J1第12節
清水 0-2 川崎F
広島 3-0 鹿島
横浜F 2-1 名古屋
札幌 1-0 京都
福岡 0-0 湘南
・WEリーグ第20節
マイ仙台 2-3 浦和
AC長野 1-0 大宮V
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