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プレミアリーグ

最終節の見どころ。熾烈を極めるCL出場権争いは三つ巴…降格を回避するのは? | 日程・放送・配信予定 | プレミアリーグ第38節

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最終節の見どころ。熾烈を極めるCL出場権争いは三つ巴…降格を回避するのは? | 日程・放送・配信予定 | プレミアリーグ第38節(C)Getty Images
【欧州・海外サッカー プレビュー】26日に開催される2019-20シーズンのプレミアリーグ最終節。注目ポイントは?

プレミアリーグが終了へ

新型コロナウイルス感染拡大の影響で延長した今季のプレミアリーグも、ついに最終節を迎える。リヴァプールの初優勝、最下位ノリッジの降格が決定している中、最終節の見どころは欧州カップ戦の出場権、そして残留争いだ。

CL・EL出場権争い

4位までに与えられるチャンピオンズリーグ(CL)出場権の争いは稀にみる大混戦となった。残る椅子は2つ。これをマンチェスター・ユナイテッド、チェルシー、レスターの3クラブで争うことになる。

そして最終節では、3位のマン・U(勝ち点63、得失点差+28)と5位のレスター(勝ち点62、得失点差+28)の直接対決が組まれている。

レスター・シティ対マンチェスター・ユナイテッド

リーグ戦13試合負けなしと好調のマン・Uは、この試合で引き分け以上の結果を残せば、自力での出場権獲得が可能な状況。また、敗れたとしても、4位のチェルシー(勝ち点63、得失点差+13)が最終節で黒星を喫することになれば、「15」もの得失点差があることから、4位でのフィニッシュがほぼ確実だ。

一方のレスターは、自力での出場権獲得のためには勝利することが絶対条件に。引き分けならば、4位のチェルシーが敗れれば順位を入れ替えることが可能になる。もし敗戦すれば、その時点でヨーロッパリーグ(EL)出場に回ることに。レスターにとっては今季最大の一戦だ。

チェルシー対ウォルヴァーハンプトン

チェルシーは6位のウォルヴァーハンプトン(勝ち点59、得失点差+13)をホームに迎える。マン・Uと同様に引き分け以上で出場権を確保できる状況だが、ウォルヴァーハンプトンは現時点で6位までに与えられるEL出場権がかかっている。アダマ・トラオレやラウール・ヒメネス、ジョアン・モウティーニョらを擁する難敵だけに、簡単な試合にはならないだろう。なお、チェルシーは仮にこの試合を落とした場合、レスターがマン・Uに敗れることがCL出場権獲得の条件となる。

クリスタルパレス対トッテナム

EL出場権を狙う7位のトッテナム(勝ち点58、得失点差+14)はアウェーでクリスタルパレスと相まみえる。トッテナムはこの試合をモノにすれば、ウォルヴァーハンプトンが引き分け以下でEL出場権を獲得。引き分けでも、ウォルヴァーハンプトンが敗れれば得失点差により6位でのフィニッシュとなる。プレミアリーグではFAカップ決勝の結果次第で7位までEL出場権が回ってくるが、トッテナムとしてはしっかりとこの試合を制して終えたいところだ。

残留争い

17位のアストンヴィラ(勝ち点34、得失点差-26)、18位のワトフォード(勝ち点34、得失点差-27)、19位のボーンマス(勝ち点31、得失点差-27)の3クラブのうち、残留を掴めるのは1つのクラブのみ。

ボーンマスは、エヴァートンに勝利したうえで、他2クラブの敗戦が絶対条件という厳しい状況。ワトフォードがアーセナルと対戦する一方、アストンヴィラは前節に残留を決めたウェストハムとの対戦となっており、他会場のスコアを気にしつつ戦うことになるだろう。試合中のベンチの動きやプランにも注目だ。

第38節

開催日キックオフ
(日本時間)
試合
7/26(日)16:00
(翌0:00)
アーセナルvsワトフォード
7/26(日)16:00
(翌0:00)
バーンリーvsブライトン
7/26(日)16:00
(翌0:00)
チェルシーvsウォルヴァーハンプトン
7/26(日)16:00
(翌0:00)
クリスタルパレスvsトッテナム
7/26(日)16:00
(翌0:00)
エヴァートンvsボーンマス
7/26(日)16:00
(翌0:00)
レスターvsマンチェスター・U
7/26(日)16:00
(翌0:00)
マンチェスター・シティvsノリッジ
7/26(日)16:00
(翌0:00)
ニューカッスルvsリヴァプール
7/26(日)16:00
(翌0:00)
サウサンプトンvsシェフィールド・U
7/26(日)16:00
(翌0:00)
ウェストハムvsアストンヴィラ

順位表

順位
1 リヴァプール963133+50
2 マンチェスター・C782539+62
3 マンチェスター・U6317128+28
4 チェルシー6319612+13
5 レスター6218811+28
6 ウォルヴァーハンプトン5915148+13
7 トッテナム58161011+14
8 シェフィールド・U54141211+2
9 バーンリー5415913−6
10 アーセナル53131410+7
11 エヴァートン49131014−10
12 サウサンプトン4914716−11
13 ニューカッスル44111115−18
14 クリスタルパレス4211917−19
15 ウェストハム3810819−13
16 ブライトン3881415−16
17 アストンヴィラ349721−26
18 ワトフォード3481019−27
19 ボーンマス318722−27
20 ノリッジ215626−44

※1~4位がチャンピオンズリーグ出場権、5位がヨーロッパリーグ出場権を獲得。18~20位は自動降格。

交代枠・ベンチ入りメンバー数

新型コロナウイルスの感染拡大による中断期間のため、高まる選手の負傷リスクを低減させるためにプレミアリーグは、今シーズン終了まで交代枠を通常の「3」から「5」まで増加することを決定した。また、ベンチ入りメンバーも9人まで認められている。

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