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【注目選手】ついに覚醒した“エリート”苦労人、パトリック・バンフォード|リーズ|プレミアリーグ

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【注目選手】ついに覚醒した“エリート”苦労人、パトリック・バンフォード|リーズ|プレミアリーグDAZN
【欧州・海外サッカー注目選手】様々なクラブを渡り歩き、ついにリーズンで花開いたパトリック・バンフォード。経歴やプレースタイルを紹介する。

イングランドの古豪、ノッティンガム・フォレストの下部組織でキャリアをスタートさせたパトリック・バンフォード。2011年12月に当時18歳でトップチームデビューを飾ると、その才能に目を付けた名門チェルシーへと2012年夏に引き抜かれた。

プレミアリーグ屈指の名門のアンダーカテゴリーで1シーズン半を過ごした後、2012年11月に当時リーグ1(3部相当)に所属していたMKドンズへと期限付き移籍で加わる。すると、その後はレンタル生活が続くことに。MKドンズの他、ダービー、ミドルズブラ、クリスタル・パレス、ノリッジ・シティ、バーンリーと計6クラブへのレンタル移籍を経験。結局チェルシーでは公式戦のピッチに一度も立てないまま、2017年1月にミドルズブラへと放出されることとなった。

チェルシーでは悔しい思いをしたバンフォードだったが、2018-18シーズンにはチャンピオンシップ(英2部)で39試合11ゴールと活躍を見せる。すると翌シーズン、“鬼才”マルセロ・ビエルサ監督率いるリーズへと完全移籍。昇格の立役者となると、2020-21シーズンはプレミアリーグの舞台で躍動。開幕10戦で7ゴール2アシスト記録し、サプライズを起こす“ホワイツ”の象徴として、衝撃を与え続けている。

プレースタイル

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185cmと恵まれた体格にしなやかなタッチを持ち合わせるが、最大の武器は「賢さ」だ。狭い局面でも相手DF陣の穴を見つけ、抜群のタイミングでフリーとなってシュートを決める。どんな味方に対しても合わせる器用さを持ち、絶え間ないフリーランで混乱を与える。献身性にあふれ、90分間攻守にわたって動き続けることが可能だ。ビエルサ監督の下ではポストプレーにも磨きがかかり、“鬼才”に与えられた複雑なタスクをこなし続けている。

なお、フットボールだけでなく学業の成績も非常に優秀。パブリックスクール(イギリスの13~18歳の子供が通うエリート私立校)出身で、17歳のころにはアメリカの名門ハーバード大学から特待生としてのオファーも受けた過去がある。

プロフィール・経歴

パトリック・バンフォード/Patrick Bamford
1993年9月5日生まれ 185cm 利き足:右

シーズン所属クラブ出場・得点
2011-12ノッティンガム・フォレスト2試合・0得点
2012-13MKドンズ14試合・4得点
2013-14MKドンズ23試合・14得点
2013-14ダービー21試合・8得点
2014-15ミドルズブラ38試合・17得点
2015-16クリスタル・パレス6試合・0得点
2015-16ノリッジ・シティ7試合・0得点
2016-17バーンリー6試合・0得点
2016-17ミドルズブラ8試合・1得点
2017-18ミドルズブラ39試合・11得点
2018-19リーズ22試合・9得点
2019-20リーズ45試合・16得点
2020-21リーズ10試合・7得点

※成績は国内リーグ(2020年12月3日現在)

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