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【注目選手】チェコ産の“NEWフェライニ”、トマーシュ・ソーチェク | ウェストハム | プレミアリーグ

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【注目選手】チェコ産の“NEWフェライニ”、トマーシュ・ソーチェク | ウェストハム | プレミアリーグ(C)Getty Images
【欧州・海外サッカー注目選手】2020年夏にウェストハム(プレミアリーグ)に完全移籍したMFトマーシュ・ソーチェク。“NEWフェライニ”とも称されるチェコ代表MFの経歴やプレースタイルを紹介する。

2014年に母国チェコのスラヴィア・プラハでプロデビューを飾ったソーチェクは、国内のヴィクトリア・ジシュコフやスロヴァン・リベレツへのレンタル移籍で武者修行しつつ成長。スラヴィア・プラハで不動の主力になった2018-19シーズンには、リーグ戦34試合で13ゴールを挙げるなど得点力を開花させ、リーグ制覇と国内カップの2冠に貢献した。

さらに、2019-20シーズンも中盤戦までに17試合で8ゴールとチームを牽引したソーチェク。2019年のチェコ最優秀選手賞を受賞すると、2020年1月には、チェコでの活躍に目を付けたデイヴィッド・モイーズ監督率いるウェストハムへのレンタル加入が決定した。

プレミアリーグ初挑戦となった2019-20シーズンには、後半戦の13試合で3ゴールをマーク。期待に応えたソーチェクに対し、ウェストハムは2020年夏に推定1620万ユーロを費やして完全移籍で引き入れることを決めた。

ウェストハムに苦しめられたジョゼ・モウリーニョ監督が「デイヴィッド(モイーズ)は、ソーチェクというNEWフェライニが手にしたようだね」と語るなど、モイーズ監督のチームで高さという自身の武器を最大限に活かし始めたソーチェク。かつてモイーズ監督の下、エヴァートンやマンチェスター・ユナイテッドで相手DFの脅威となったフェライニのような活躍を今後も続けることができるか注目だ。

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プレースタイル

190センチを超える身長を活かした高さとフィジカルの強さを売りとするセントラルMF。持ち前のサイズを活かしたボールキープはもちろん、豊富なスタミナや高いボール奪取能力も兼ね備えている。また、大柄の割に足下の技術もしっかりしており、パスをさばいてからボックス内に入り、ハイボールのターゲットとなってゴールに直結するプレーも可能。闘争心やアグレッシブな姿勢もフェライニを彷彿とさせる。

プロフィール・経歴

トマーシュ・ソーチェク/Tomas Soucek
1995年2月27日生まれ 192cm 86kg 利き足:右

シーズン所属クラブ出場・得点
2014-15ヴィクトリア・ジシュコフ14試合・0得点
2015-16スラヴィア・プラハ29試合・7得点
2016-17スラヴィア・プラハ7試合・0得点
2016-17スロヴァン・リベレツ12試合・0得点
2017-18スラヴィア・プラハ27試合・3得点
2018-19スラヴィア・プラハ34試合・13得点
2019-20スラヴィア・プラハ17試合・8得点
2019-20ウェストハム13試合・3得点
2020-21ウェストハム4試合・0得点

※成績は国内リーグ(2020年10月31日時点)

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