2019-20シーズン、マンチェスター・ユナイテッドで弱冠19歳にしてDFルーク・ショーのポジションを脅かす選手が現れた。下部組織出身のU-20イングランド代表DFブランドン・ウィリアムズだ。
ブランドン・ウィリアムズは、2018年4月にクラブとプロ契約を締結。下部組織時代に評判を高めると、ユース出身選手を重要視するオーレ・グンナー・スールシャール監督率いるトップチームにおいて、2019年9月に行われたカラバオカップ3回戦のロッチデール戦でデビューを果たした。
さらに10月にヨーロッパリーグ(EL)グループステージのAZ戦で初の先発出場。欧州の舞台でも落ち着いたプレーぶりが評価され、その後も定期的に出場機会を与えられた。
主に左サイドバックとして起用されてきたブランドン・ウィリアムズは、試合を経験するにつれて周囲との連係も向上し、11月に行われた第13節のシェフィールド・ユナイテッド戦では見事なシュートで初ゴールをマークした。
安定感あるプレーぶりを見せるブランドン・ウィリアムズに対しては、スールシャール監督も「普段から素晴らしい姿勢でトレーニングに励んでいる。そのうちトップ中のトップと言える選手に成長するはずだ」と太鼓判を押す。
かつてのエースであるデイヴィッド・ベッカムを彷彿とさせる端整な顔立ちから、今後も引き続き活躍することができれば、日本のマンチェスター・Uサポーターからの人気も急上昇していきそうだ。
プレースタイル
右利きながらも左サイドバックを主戦場としている点は、1990年代にクラブで活躍したレジェンド、元アイルランド代表DFデニス・アーウィンと同じ。19歳ながら常に冷静沈着で、相手からの素早いプレスを前にしても落ち着いてボールをさばくことができる。
それを可能とするのは、“止める・蹴る”の基本技術の高さ。トラップの際のボールの置き所が的確なため、ビルドアップで軽率なミスをする回数が非常に少ない。また、仕掛けた際の縦への推進力も抜群で、逆足である左足の精度も悪くない。そのため、攻撃時はカットインだけでなく、「縦に仕掛けて左足でクロス」というパターンも有している。
動画:プレー&ゴール集
エピソード
ブランドン・ウィリアムズは、地元マンチェスター育ちで7歳時にアカデミー入りしている“生粋のユナイテッドっ子”だ。プロ契約を締結した際には、「マンチェスターで育って、常にユナイテッドを応援してきたんだ。7歳の時からずっとだよ。もう10年以上になるね。このクラブで長期にわたって活躍するのが僕の野望なんだよ」と語り、ファンでもあったレッド・デビルズへの忠誠心を示している。
マンチェスター・Uでは現在、マーカス・ラッシュフォードを始め、メイソン・グリーンウッドやスコット・マクトミネイ、アンヘル・ゴメス、アンドレアス・ペレイラなど若いアカデミー出身者が多数在籍。かつての“92年組”のようなユース出身者を中心とした黄金期が訪れるか、ブランドン・ウィリアムズのさらなる飛躍と共に注目だ。
プロフィール・経歴
ブランドン・ウィリアムズ/Brandon Williams
2000年9月3日生まれ 182cm・63kg 利き足:右
シーズン | 所属クラブ | 出場・得点 |
---|---|---|
2019-20 | マンチェスター・U | 17試合・1得点 |
2020-21 | マンチェスター・U | 1試合・0得点 |
※成績は各クラブ国内リーグ。
※2021年1月25日時点
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