今シーズンのプレミアリーグは、“ビッグウィンター”を迎えたことで世界中の注目を集めた。冬の移籍市場では、各クラブが積極的な補強を敢行。リーグ全体の移籍金合計額は、冬の移籍市場としては過去最高の8億1,500万ポンド(約1,300億円)にものぼるという。
DAZN初の音声コンテンツとなるプレミアリーグ専門番組『PREMIER LEAGUE FREAKS Voice』(木曜 / 週替わり配信)では、今冬の移籍市場を振り返った。同番組に出演したスポーツライターのベン・メイブリー氏が「すごいペースで選手を獲っている」と評したのは、3億2,300万ポンド(約510億円)以上の資金を投じて大型補強を行ったチェルシー。ウクライナ代表FWミハイロ・ムドリクやアルゼンチン代表FWエンソ・フェルナンデスらを次々と射止めた“ブルーズ”は、契約年数を長期間にすることでファイナンシャル・フェアプレー(FFP)を回避する動きを見せた。メイブリー氏は「これまで、欧州の各クラブも同じようにしてFFPを回避してきた」としつつも「それは、年々移籍金が高騰していたという背景があってこそ。放出選手の利益はすぐに計上できるけど、今のインフレが本当に続くかどうかは分からないですよね」と、移籍金高騰の流れが継続するかどうかは不透明だという認識を示した。そして、同氏は「チェルシーは放出選手の移籍金上昇を期待するでしょうけど、それが今後も見込めるかどうか。これからの流れ次第では、このビジネスモデルが成功するか否かが分かれるかも」とコメントしている。
他リーグをはるかに凌駕する資金力を見せつけた、今冬のプレミアリーグ。イングランドの地に足を踏み入れた期待の有望株たちは、どのようなプレーでファンを魅了していくのだろうか。
PREMIER LEAGUE FREAKS Voice
- 配信: DAZN
- 配信日:木曜日(週替わり配信)
- MC:ベン・メイブリー、野村明弘
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