アーセナルは、ウェストハム・ユナイテッドからイングランド代表MFデクラン・ライスを獲得したことを発表した。
今夏の移籍市場でその去就に大きな注目を集めていたライス。ウェストハムで主将を務めて昨シーズンのヨーロッパ・カンファレンスリーグを制し、イングランド代表としても主力の1人としてプレーする同選手だが、今夏の退団が決定的とされていた。
これを受け、今夏にはライスの争奪戦が勃発。マンチェスター・シティやバイエルン・ミュンヘンからの興味が届く中、先日にアーセナルとウェストハムが同選手の移籍で合意したことが判明していた。
そして15日、アーセナルはライスの獲得と、1年間の契約延長オプションが付帯する5年契約を締結したことを発表。移籍金は1億ポンド(約182億円)に500万ポンド(約9億円)のボーナスが付帯した最大1億500万ユーロ(約191億円)となる。この額はクラブ最高額となり、またイングランド人選手としての移籍金最高額を更新することになる。
新天地の決まったライスは「僕はこの数シーズン、アーセナルや彼らの成長に注目していた。昨シーズンだけではなく、その前のシーズンで彼らは5位だったけど、ミケルが実施しているプレースタイルを見ることができた。昨シーズンは際立っていたし、マンチェスター・シティを除くすべてのチームが打ち負かされた」とコメント。
また、ミケル・アルテタ監督はライスについて「彼はとても大きな能力を持った選手で、プレミアリーグとイングランド代表で何シーズンにもわたって活躍した。デクランはここで成功するためのポテンシャルを持ったタレントだ。ウェストハムでの責任や役割はとても印象的で、彼が我々の下に加入することをとても楽しみにしている」と期待を寄せた。
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