スコティッシュ・プレミアシップのハーツは、ヴィッセル神戸からU-21日本代表FW小田裕太郎を獲得したことを発表した。
下部組織から神戸でプレーし、2019年にファーストチームデビューを飾った小田。チームが残留争いを強いられた2022年シーズンには公式戦27試合に出場するなどブレイクした同選手に対しては、先日から欧州のクラブからの関心が伝えられてきた。
特にスコティッシュ・プレミアシップでセルティックとレンジャーズの2強に次ぐ3位に付けるハーツが小田の獲得に強い関心を寄せ、獲得に迫ると頻繁に報じられていた。そして10日、同クラブは日本人FWを神戸から獲得したことを発表した。なお、移籍金は公表されていない。
ハーツと2026年夏までの3年半契約を結んだ小田は、クラブの公式ウェブサイトで喜びとともに意気込みを語っている。
「挑戦を探していたので、これは僕が移籍するのに最高のクラブです。僕ができることをファンに見せられることを本当に楽しみにしています。僕は自分自身のことをとてもスピードとキレのある選手だと思っています。ドリブルや足でボールを扱うことも得意です」
「ハーツと話をしたとき、彼らが僕について調べていたことは明らかでした。このことは彼らが僕との契約を強く望んでいること、彼らが選手としての僕のさらなる成長を助けようとしていることを表しているのだと思います」
また、ロビー・ニールソン監督は新戦力の小田について「ユウタロウを獲得できたことに本当に満足している。彼には多くの素晴らしい特徴があり、何よりも期待させることとして彼は若く、さらなるものを期待できることだ。とても素早く、直接的で、技術面がとても良い。チームに多くをもたらすだろうし、彼と仕事できることを楽しみにしている」と期待。
この移籍に尽力したスポーティングディレクターのジョー・サヴェージ氏は「才能と金額に見合った価値を見つけだそうとするために世界中の市場に目を向けていることを隠すつもりはない。ユウタロウにおいて、我々はその両方を手に入れたと感じている。彼は我々がしばらくの間見守っていた選手で、彼を獲得するために上手くやることができた」とコメントした。
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