バレンシアは9日、イタリア人指揮官ジェンナーロ・ガットゥーゾ氏（44）の監督就任を発表した。
ホセ・ボルダラス監督を解任していたバレンシアは、報道されていた通りに元イタリア代表MFを招へい。声明で、2024年までの2年契約を結ぶことを発表している。
「バレンシアCFはジェンナーロ・ガットゥーゾ氏と合意に至りました。彼は2024年6月30日までの2シーズンの間、バレンシアCFのトップチーム監督となります」
「ジェンナーロ・ガットゥーゾ（生年月日1978年1月9日、イタリア出身）は選手、監督としての素晴らしい功績を残してきた後、このクラブに加わることになります。スパイクを脱いだ後、2012年に監督としてのキャリアをスタートさせ、ミラン、ナポリなどを率い、ナポリでは2020年にコッパ・イタリアのタイトルを獲得しました」
またガットゥーゾ氏はバレンシアを指揮するにあたり、次のようなメッセージを伝えている。
「私が知るバレンシアは敬意を集める存在だ。チームとファンが心で繋がっている。私にとってフットボールは情熱であり、プレーへの敬意とボールへの愛で成り立っているものだ。バレンシアを恐れるという意味を私は知っている。建設から100年目を迎えるこのスタジアムで、多くの偉大なチームが敗れてきたのだから。バレンシアニスタたちよ、このシーズンを情熱ともに過ごし、バレンシアのDNAを一緒に噛み締めようじゃないか」
バレンシアのピーター・リム氏は、友人である大物代理人ジョルジュ・メンデス氏からの推薦によりガットゥーゾ氏の招へいを決めた模様。2014年にバレンシア最大株主となったリム氏にとって、このイタリア人指揮官は10人目に招へいした 監督となる。
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