バルセロナは18日にラ・リーガ第18節、本拠地カンプ・ノウでのエルチェ戦に臨む。前日会見に出席したチャビ・エルナンデス監督は、首位レアル・マドリーと勝ち点18差で8位につけている状況でも、ラ・リーガのタイトルをあきらめる必要がないことを強調している。
「現実を見て言うのだが、私たちにはタイトルを勝ち取るキャパシティーがある。ラ・リーガだって否定することはできない。私はこれまで、あらゆる出来事を目にしてきたのだから。自分はポジティブだし、それと同時に現実主義者だ」
チャビ監督はまた、現チームに足りていないものとして、適切なポジショニングを基にしたプレー方法の欠如を挙げた。
「私たちが実践したいフットボールの方法論について理解が足りていない。バルサにいるにもかかわらず、ポジショナルプレーを理解できていない選手たちがいるというのは奇妙なことだ。相手を前から圧迫し、ボールを失った後にもプレスを仕掛け、スペースを攻める。それが私たちの求めることだ」
「冬の補強について? 残念なのはシーズン途中に、すでに陣容が完成しているタイミングで、自分がここにやって来たことだ。ここに到着してから1カ月ほどになるが、いくつかのことを変えなくてはならない。選手たちだけでなく、ポジショナルプレー、守備、ダイナミズムとね。そのためには時間が必要となるが、それがなかったこと、プレシーズンがなかったことは残念だ。私たちはチームを強化しなければならない。とりわけ前線をね」
「私たちは現在8位に位置しているが、ダイナミズムを変えられるかどうかなんだ。チームはより勇敢にならなくてはならない」
バルセロナは公式戦ここ3試合を1分け2敗と勝利から遠ざかっている。
「私はこのチームを、選手たちを信じている。結果は出ていないが、しかし信頼しているんだよ。感覚的には良い感じで、ポジティブだ。しかし結果がついてきていない。明日はさらなる試練であり、ボールを持って主役を演じて結果に届くよう試みる」
「良い仕事をしている、プレーに臨む姿勢は良かったと言ったって、結局は勝つかどうか、勝ち点3を獲得できるかどうかなんだ。私たちの第一の目的は4位以内に入ることで、次にタイトルの獲得となる。何も否定することはしないよ」
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