バルセロナMFフレンキー・デ・ヨングは、今夏での同クラブ退団も考慮しているという。スペイン『マルカ』が報じた。
ヨーロッパリーグ・ガラタサライ戦の頃には「バルセロナで快適だ。ここで続けたいし、向上していきたい」と語っていたF・デ・ヨングだが、『マルカ』によればオランダ人MFの考えには変化が生じており、移籍も視野に入れている様子。その理由は、チャビ・エルナンデス監督からの使われ方にあるとのこと。
チャビ監督は先に「フレンキーはとても重要な選手。ここで一時代を築かなくてはいけない」と語っていたが、F・デ・ヨングを起用したここ27試合中20試合で、同選手を試合途中にピッチから下げている。なおかつ60分前後に交代させられた回数は14回にものぼり、直近のラージョ・バジェカーノ戦(0-1)でも60分に交代を命じられたオランダ人MFは、憤りを隠すことができなかった。『マルカ』曰く、F・デ・ヨングはこうした状況に嫌気が差しており、他クラブからのオファーを聞く用意があるようだ。
F・デ・ヨングが実際にバルセロナを離れるとしても、移籍先を欠くことはなさそうだ。候補の一つに挙げられるのは、アヤックス時代の恩師エリック・テンハーグ監督の就任が内定しているマンチェスター・ユナイテッド。またバイエルン・ミュンヘンも、以前から獲得の可能性も探り続けてきたとされる。
また財政難に陥るバルセロナは今夏に新たなスター選手を獲得するためにも、3年前にアヤックスに支払った移籍金7500万ユーロと同額のオファーが提示されれば、F・デ・ヨングを売却する可能性があるとみられている。また今夏の獲得候補とされるFWロベルト・レヴァンドフスキはバイエルンの選手であり、そこで何かしらの動きも起こり得そうだ。
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