レアル・マドリードMFギャレス・ベイル（32）が1日、同クラブ退団を発表した。
今季限りでレアル・マドリードとの契約が切れるベイルは、SNSを通じてファンに退団を報告。同クラブで自身が夢以上のことを叶えたとも語っている。
「過去と現在のチームメートたち、監督たち、クラブスタッフたち、そしてずっと僕を支えてくれたファンに向けて、このメッセージを記している」
「僕はレアル・マドリーでプレーするという夢を現実にしたくて、9年前に若手選手としてここに到着した。栄光にあふれた白いユニフォームを着るため、エンブレムを胸につけるため、サンティアゴ・ベルナベウでプレーするため、タイトルを獲得するため、限られた選手しか果たすことのできないチャンピオンズリーグ優勝のために」
「今、僕は後ろを振り返り、誠実にこう言うことができる。夢は現実になり、たくさん、とんでもなくたくさん叶ったんだって。
「同様にこのクラブでプレーするチャンスを与えてくれた会長のフロレンティーノ・ペレス、ホセ・アンヘル・サンチェス（ゼネラルディレクター）、理事会メンバーにも感謝をしたい。僕たちは一緒に、フットボールとこのクラブの歴史の一部になることができた」
「誇らしかったよ。グラシアス！」
ベイルは2013年夏、移籍金1億ユーロでトッテナムからレアル・マドリードに加入し、チャンピオンズリーグ（CL）5回を含めて合計19タイトルを獲得。2014年のコパ・デル・レイ決勝バルセロナ戦で試合の決着をつけた独走弾、2018年のCL決勝リヴァプール戦のオーバーヘッド弾などは、レアル・マドリード、ひいてはフットボールのファンの記憶に深く刻まれている。その一方で、ここ最近は負傷を理由にしてレアル・マドリードの試合に出場しない状況が続き（ウェールズ代表の試合に出場）、大きな批判を浴びていた
ベイル本人の退団発表後、後を追う形でレアル・マドリードも声明を出したが、声明は「レアル・マドリードはいつまでもあなたの家です。彼と彼の家族の幸運を祈っています」との文章で締め括られている。
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