アトレティコ・デ・マドリードが苦境に陥っている。22日のラ・リーガ第9節、敵地ロス・カルメネスでのグラナダ戦を1-2で落とした同チームは、ディエゴ・シメオネ監督政権下の連敗記録を更新してしまった。
試合開始から2分後にジョアン・フェリックスのゴールで幸先よく先制したアトレティコ。しかし17分、マチスにミドルシュートを決められて同点で試合を折り返すと、62分にはカウンターからホルヘ・モリーナのゴールを許して逆転負けを喫した。
前試合セビージャ戦で、初めてラ・リーガ3連敗を経験したシメオネ監督率いるアトレティコだが、これでついに4連敗目と悪い流れを食い止めることができず。23日にアトレティコ監督就任から丸10年を迎えるアルゼンチン人指揮官は、大きな困難にぶつかっている。
シメオネ監督は試合後、自チームのパフォーマンスが敗戦に値するものではないことを強調。落ち着きを保って進んでいけば、勝利を取り戻せることを説いている。
「選手たちに何かを言うことはできない。彼らのプレーは本当に素晴らしかったし、ゴールを決める状況は生み出せていたんだ。後半には自分たちがリードを得るだけの決定機を手にしていたし、グラナダのチャンスはほぼなかった。だが注意力が欠けることがあり、そのために勝ちに値する試合で負けることになった」
「私たちは値するはずの勝利をつかめずにいる。それこそがフットボールなんだよ。私たちは値しない勝利も手にしてきたが、今は勝つべき試合で負けている。頭を切り替えて、落ち着き払って仕事に取り組んでいきたい。落ち着きと安定感さえあれば、前へと進んでいけるはずだ」
「グラナダは勝利に値しなかった? 彼らの1点目はミドルレンジからのファインゴールだった。その後には、私たちの注意力の欠如に乗じてカウンターを決め切ったね。片方が2ゴールを決め、もう片方が1ゴールしか決められなかったら、2ゴールを決めた方が正当な勝者ということになるわけだ」
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