レアル・マドリードDFマルセロに他クラブからのオファーが殺到しているようだ。スペイン『アス』が報じている。
レアルとその主将マルセロの契約は今季まで。カルロ・アンチェロッティ監督がジネディーヌ・ジダン前監督に引き続きDFフェルラン・メンディの起用を優先している状況で、クラブはブラジル人DFの年俸1600万ユーロ(税負担込み)を重荷と感じており、契約を延長しない方針という。
現在、マルセロに対しては多くのクラブからオファーが届いているようだ。フルミネンセ、ボタフォゴ、パルメイラスと母国ブラジルはもちろんのこと、さらにトルコ『61saat』によればトラブゾンスポルの獲得に動いているという。トルコのクラブは年俸として250万ユーロを支払う考えがあり、この冬の移籍市場でもマルセロを勧誘したようだが、選手本人から「今はトルコについて考えていない」「シーズンの終わりにもう一度話せばいい」と返されたとのことだ。
なおマルセロの同胞で、同じくレアルの左サイドバックとしてその名を轟かせたロベルト・カルロス氏は、11年を過ごしたスペイン首都を離れた際にフェネルバフチェ加入でトルコでの挑戦に臨んだ。果たしてマルセロは、先輩の道に続くのかどうか……。いずれにしてもレアル主将は、2007年からプレーする同クラブに最後まで尽くす考えだ。今季2回目の先発出場を果たしたコパ・デル・レイのアルコジャーノ戦(3-1)後には、次のように語っていた。
「このクラブに加入してから、ずっと自分のベストを出してきた。契約が終わるまでそうしたい。僕はこのユニフォームに大きな借りがある。最後まで死力を尽くすよ」
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