レアル・マドリードは8日、クロアチア代表MFルカ・モドリッチ(36)との契約を2023年6月まで延長したことを発表した。
これまで報道されてきた通り、レアル・マドリードとモドリッチは契約を1年延長。モドリッチは9月で37歳となるが、この年齢で世界最高のエリートクラブとも言えるレアル・マドリードとの契約を延長する選手は、極めて異例のことだ。
だがクロアチア代表MFの今季の軌跡とプレーを振り返れば、納得できることでもある。攻守に貢献できる運動量は相変わらずで、得意のアウトサイドキック含めた技術はさらに深みを増している(カルロ・アンチェロッティ監督は「私もモドリッチが何をするかが想像できない。彼には余計ない指示を与えない方がいい」と語っていた)。絶対的主力、ピッチ上のリーダーとして君臨して、ラ・リーガ、チャンピオンズリーグ優勝に貢献したのだから、年齢をどれだけ重ねていようとも当然の契約延長と言える。
モドリッチは今回の契約延長に際して、SNSで次のように記している。
「やあ、マドリディスタのみんな。レアル・マドリードで続けられて、このユニフォームを着続けることができて、とても幸せだ。僕には変わらない期待が、全力を尽くして勝ち続ける意欲がある。君たちの愛情に深い感謝を。アラ・マドリー!」
「世界最高のクラブでプレーし続けることをアナウンスできて、とても幸せだ。レアル・マドリーのユニフォームを着るという夢を10年間叶えてきた。それでも、加入初日と同じ期待と意欲を僕は抱えているんだ」
モドリッチは2012年夏にトッテナムからレアル・マドリードに加入。それからチャンピオンズリーグを5回にわたって制覇するなど、同クラブ、ひいてはフットボール界にその名を深く、深く刻んでいる。レアル・マドリードで誰もが納得のいく形で退団、または引退をした選手はほとんどいないが、もしかしたらモドリッチは幸せな終わりを迎えるのかもしれない。
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