マルティン・ウーデゴールが最初に脚光を浴びたのは2014年。ノルウェー代表の最年少デビュー記録を塗り替えたのだ(15歳253日)。付けられた異名は「ノルウェーの神童」だ。
欧州中の視線を集めた逸材はEU圏内の移籍が可能な16歳になり、ストレームスゴトセトからレアル・マドリードへの移籍を決断する。15年冬のことだ。
同年にはクラブ史上最年少の16歳157日でトップチームデビュー。その後、2016-17シーズン後半、2017-18シーズンにヘーレンフェーン、2018-19シーズンにフィテッセで武者修行を積み、期待を裏切らない成長を遂げていく。
2019-20シーズンはレアル・ソシエダへのレンタルが決まり、所属元であるレアル・マドリードと同カテゴリーでプレーすることに。その新天地ですぐさま中心選手となり、公式戦36試合で7ゴール(9アシスト)をマーク。ソシエダのヨーロッパリーグ出場権確保に大きく貢献してみせた。
そして2020年夏、ついにレアル・マドリードへの「凱旋復帰」が決まった。しかし、ジネディーヌ・ジダン監督の信頼を掴むには至らず、21年1月にアーセナルへのレンタル移籍を決断している。
プレースタイル
主戦場はトップ下。ただし、2列目の全ポジションに対応する汎用性を備える。
高い技術力を活かしたボールキープに加え、軽快なドリブルで相手を翻弄すれば、レフティらしい創造性あふれるパスで違いを作り出す。
20代前半にして一流の実力を示しており、世界トップの座を十分に狙いうる才能の持ち主だ。
動画:プレー&ゴール集
プロフィール・経歴
マルティン・ウーデゴール/Martin Ødegaard
1998年12月17日生まれ 178cm・69kg 利き足:左
シーズン | 所属クラブ | 出場・得点 |
---|---|---|
2014 | ストレームスゴトセトIF | 23試合・5得点 |
2014-15 | レアル・マドリード | 0試合・0得点 |
2015-16 | レアル・マドリード | 0試合・0得点 |
2016-17 | レアル・マドリード | 0試合・0得点 |
ヘーレンフェーン | 14試合・0得点 | |
2017-18 | ヘーレンフェーン | 24試合・2得点 |
2018-19 | フィテッセ | 31試合・8得点 |
2019-20 | レアル・ソシエダ | 31試合・4得点 |
2020-21 | レアル・マドリード | 7試合・0得点 |
アーセナル | 2試合・0得点 |
※成績は国内リーグ(2021年2月9日現在)
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