12日のラ・リーガ第36節、敵地サンティアゴ・ベルナベウでのレアル・マドリード戦を0-6で落として、2部降格が決定したレバンテ。その試合直後、落胆するキャプテンMFホセ・ルイス・モラレスに対して、レアルFWヴィニシウス・ジュニオールが取った行動が話題となっている。
このレアルとの試合で負ければ降格決定のレバンテは、ラ・リーガ王者に力量差をまざまざと見せつけられて、あえなく敗戦。スペイン『モビスタール・プルス』とのフラッシュインタビューに応じることになった主将モラレスは、あふれる涙を抑えることができないまま、言葉を紡いでいった。
「まず、ここまで来てくれたファンの皆に感謝をしないと。彼らはいつだって僕たちのそばにいてくれた。でも残念なことに、僕たちは彼らにふさわしいチームじゃなかった。謝りたい。とても、つらいことだ。今、自分の頭に唯一浮かんでいるのは、来季ここに戻ってくることだ。1部こそがクラブがいるべき場所なんだから」
すると、ここでモラレスの前にフラッシュインタビューを受けたヴィニシウスがテレビカメラに映り込み、モラレスを右手で抱き寄せた。ヴィニシウスは何らかの言葉をモラレスに伝え、その場から去っていった。
その後もずっと涙目のモラレスは、来季レバンテに残り、ラ・リーガ1部昇格を目指すことを改めて明言している。
「来季、このクラブを1部に戻さないといけない。自分たちが無力だと感じる。降格の責任は僕たちにあるんだ。クラブには1部に戻るための翼となるプロジェクトを期待したい」
「僕たちは、このエンブレムを守り続けないといけないんだ」
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