バルセロナのチャビ・エルナンデス監督が開幕節に向けて意気込みを語った。
昨季にチャビ監督が就任したバルセロナは、シーズン後半につれて調子を上げて2位の座をキープした。今オフシーズンは財政難ながら放映権事業や子会社の株式売却などに動いて補強資金を確保すると、FWロベルト・レヴァンドフキやFWハフィーニャ、DFジュール・クンデなど大物を獲得。そのほか、フリーでDFアンドレアス・クリステンセン、MFフランク・ケシエらを確保するなど積極補強を敢行した。
チャビ監督は新シーズンに向けて、「我々は素晴らしいプレシーズンを過ごしたが、信じられるものは土曜日からスタートする。優れたスカッドだが、ピッチ上でよりそのことを示していかなければならない。リーグの本命は常に前シーズンの王者だ。でも、我々も有力候補だ」と口にし、昨季12位のラージョについては以下のように警戒した。
「新戦力が加わり、チーム内競争もある。大きな期待の中で新シーズンをスタートさせている。アンドニ・イラオラ監督は強固なチームをつくるために懸命にやってきた。彼らにはジェット機のようなカウンターアタックがある」
バルセロナは巻き返しのシーズンへ、開幕白星スタートを切ることができるか。試合は、日本時間14日の早朝4時にキックオフを迎える。
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