バレンシアを率いるジェンナーロ・ガットゥーゾ監督がヘタフェ戦を振り返った。スペイン『マルカ』がコメントを伝えた。
開幕節でジローナに勝利したものの、その後にアトレティック・クルブとアトレティコ・マドリード相手に2戦連続0-1で敗れていたバレンシア。第4節ではヘタフェをホームに迎えた中、前半にトニ・ラト、リノ、サミュエル・カスティリェホのゴールで3-0と折り返すと、後半にもニコラス・ゴンサレスとウーゴ・ドゥーロが加点する。終盤に1点を返された試合ではイライクス・モリバも2枚目のイエローカードで退場したが、5-1で大勝した。
試合後、ガットゥーゾ監督は「私は少し怒っている。失点したし、いくつかのパスミスも生じた。そして、イライクスも退場…。我々は常に、100分間にわたって最大限集中してプレーしなければならない。私自身、過去のチャンピオンズリーグ決勝（ミラン時代のリヴァプール戦）で3-0の状況から負けてしまった信じがたい経験をしている。サッカーではリスペクトをもって常にベストを尽くさなければ」と勝って兜の緒を締めつつ、チームへの手応えも口にした。
「常に言っているが、このチームはよくトレーニングを積んでいる。信じられないほどのメンタリティを見せているし、我々が勝利した方法に満足しているのは間違いないよ」
「目標は常に、一試合一試合だ。カンファレンスリーグ圏内の7位に入りたいが、現時点でチームはまだその準備ができていないかもしれない。だが、成長と改善を続ければ、そこにたどり着くこともできるだろう」
バレンシアは今回の大勝で弾みをつけて上昇していけるか。10日に行われる次節ではラージョとのアウェー戦を迎える。
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