バルセロナに所属する元スペイン代表MFセルヒオ・ブスケツが、アル・ナスル(サウジアラビア)からの巨額オファーを断った模様だ。18日、スペイン紙『アス』が報じている。
現在34歳のブスケツは、バルセロナとの契約が今年の6月末で満了となる。下部組織出身であり、バルセロナの黄金期を支えたピボーテには、かねてよりアメリカのメジャーリーグ・サッカー(MLS)への移籍が噂されてきた。しかし、今年に入ると、ブスケツの移籍先候補にアル・ナスルが急浮上。ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを獲得したことで注目を集めたクラブが、さらなるビッグネーム獲得を達成する可能性に世間の注目が集まった。
だが、『アス』によると、ブスケツは「アル・ナスルからの巨額オファーを断った」模様。バルセロナの現キャプテンが、サウジ・プロフェッショナルリーグに行く可能性は低くなったことを伝えた。また、同紙は、アル・ナスルがブスケツに提示したオファーについて、1シーズンあたり2,000万ユーロ(約28億円)という巨額の年俸だったことも報じている。
機動力の低下などを度々指摘されてきたブスケツだが、今シーズンはここまで公式戦21試合に出場して1アシストを記録。チャビ監督からの信頼度の高さがうかがえるスタッツとなっている。『アス』は「チャビ監督はブスケツとの契約更新を望んでおり、それはまだ実現する可能性がある」としている。
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