スペイン紙『アス』は3日、同日に行われたラ・リーガ第33節のレアル・ソシエダvsレアル・マドリード戦で先制ゴールをマークした日本代表FW久保建英について言及した。
本拠地『レアレ・アレーナ』にレアル・マドリードを迎えたレアル・ソシエダでは、久保が3トップの右で先発出場。スコアレスで迎えた後半開始直後の47分、久保が“古巣”相手に牙をむく。レアル・マドリードのブラジル代表DFエデル・ミリトンが最終ラインで致命的なミスを犯すと、ゴール前に侵入していた久保は目の前に来たボールを冷静にシュートし、今シーズンのリーグ戦8ゴール目をマークした。
その後、61分にスペイン代表DFダニエル・カルバハルが退場処分になって数的有利な状況を手にしたレアル・ソシエダは、85分にU21スペイン代表FWアンデル・バレネチェアが追加点を挙げ、2-0と完封勝利。来シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に向けて、重要な勝利を収めた。
試合後にレポートを公表した『アス』は、「レアル・ソシエダはレアル・マドリードに見事な勝利を収め、トップ4入りの資格があることを改めて示した」と報じ、久保の活躍にも触れた。
「(ノルウェー代表FW)アレクサンデル・スルロットと久保建英の攻撃的なデュオを中心に、レアル・ソシエダは力強く突き進んだ。前半こそチャンスを生かせなかったが、後半に久保のシュートが決まると、終盤にレアル・マドリードを突き放した」
「久保はレアル・マドリード守備陣のルーズボールに飛びつき、(ベルギー代表GK)ティボー・クルトワの守るゴールに突き刺した」
「CLに再挑戦するという夢が近付いている今、チームに重圧がかかるのはこれが初めてのことではない。だが、激しくアグレッシブで、姿勢とキャラクターを示したレアル・ソシエダは、レアル・マドリード戦で様々なものを手に入れたことを証明してみせた。そして、それを最も体現しているのが久保だ」
『アス』は、久保を「まるで飢えたライオンのようにプレスをかける」と表現して称賛。現在勝ち点61で4位と、CL出場圏内をしっかりと維持しているチームで重要な選手となっていることを伝えた。
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