バルセロナが、スペイン代表MFガビをトップチーム登録することになる模様だ。20日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が報じている。
財政悪化が懸念されてきたバルセロナは、ラ・リーガに対して選手放出や給与制度見直しなどを盛り込んだ経済計画を提出していた。そして、6日にはスペインのラジオ局『カデナ・セール』ら各メディアによって、バルセロナがラ・リーガから経済計画の承認を受けたことが報じられていた。
これによりバルセロナは、ガビやスペイン代表DFアレックス・バルデ、メキシコ代表DFフリアン・アラウーホといった既存選手たちの登録が可能に。特に、財政状況によりトップチーム登録を据え置いていたガビやバルデの登録は、“クラブの現在・未来”を守るという意味合いにおいても最重要事項とされてきた。
『ムンド・デポルティーボ』によると、ガビはトップチームに登録され、契約解除条項として10億ユーロ(約1,545億円)が設定される模様。また、背番号が『6』に変更されるという。
トップチームデビュー以降は背番号『30』を着用してきたガビだが、今年2月には『6』に変更。しかし、その後に財政状況などの理由により暫定的なトップチーム登録が取り消され、背番号が『30』に戻っていた。ラ・リーガでは、アカデミー所属の選手は『25』以下の番号を着用できない規定を定めており、リーグが定めるサラリーキャップの上限を超えているバルセロナはガビをトップチーム選手として登録できなかった。
バルセロナの背番号『6』は、現在チームを率いるチャビ監督が現役時代に長年着用してきた重みのある番号。ガビはあらためて、来季に『6』を背負ってピッチに立つことになりそうだ。
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