バルセロナがパリ・サンジェルマン（PSG）のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの2年ぶりの復帰に向けて新たな動きを見せるようだ。
バルセロナのアカデミー出身で、ファーストチームデビューを飾ってからは、4度のチャンピオンズリーグ制覇や10度のラ・リーガ優勝など数々のタイトルを獲得し、個人としても史上最多7度のバロンドールを手にしたメッシ。しかし、クラブが財政難に見舞われる中、2021年夏に退団してPSGに加入した。
PSGで2シーズン目を過ごし、ここまで大きな活躍を残すメッシだが、クラブとの現行契約は今夏に満了予定。しかし、依然として契約延長には合意できておらず、今夏の退団の可能性が高まる。さらに、先日の0-1で敗れたリヨン戦では一部のサポーターからブーイングが巻き起こったりと、同選手への風当たりが強まっている。
そんなメッシに対して強い関心を寄せるのが古巣のバルセロナ。先日にはラファ・ユステ副会長が復帰に向けて選手や代理人と接触していることを明かしていた。しかし、ラ・リーガのサラリーキャップの関係で大型契約を結ぶことが厳しいと予想されている。
それでも、バルセロナは元主将メッシの2年ぶりのカンプ・ノウ帰還に向けて取り組む様子。クラブはファイナンシャル・フェア・プレーを違反することなく同選手との契約を結ぶ方法を模索しているようだ。
スペイン人ジャーナリストのジェラール・ロメロ氏によると、バルセロナはメッシ復帰を可能とするために、外部スポンサーの獲得を目指すようだ。そうすることによって、同選手の基本サラリーを低額に抑え、スポンサー契約などによってサラリーを補填する考えを持つとされている。
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