レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督は、可能な限り同クラブに残ることが目標であると語った。
昨夏に6年ぶりにレアル・マドリーに復帰したアンチェロッティ監督。1シーズン目からチャンピオンズリーグとラ・リーガの2冠を成し遂げた同指揮官だが、今シーズンはチャンピオンズリーグで勝ち残るものの、ラ・リーガではバルセロナの独走を許す展開が続く。
これを受け、今夏にレアル・マドリーがアンチェロッティ監督を解任する可能性も浮上する。それでも、フットボール界で数々の功績を残してきた同指揮官は引く手あまたで、ブラジルサッカー連盟が代表チームの指揮官に招聘することに興味を示すと報じられる。
さまざまな憶測が飛び交うアンチェロッティ監督は、『DAZN』のインタビューの中で「今の目標はチャンピオンズリーグで上手くやること、そしてできる限り長くレアル・マドリーにとどまることだ」と話し、レアル・マドリーと他クラブの違いなどについて語った。
「レアル・マドリーは戦後にヨーロピアン・カップを5連覇して自らの地位を作り上げた。重要な価値を維持するクラブであり、ここでは歴史が生き続けている。私はミランのファンであると同時にマドリーのファンでもある。50-50だ。彼らが私に最も近いクラブだ。ミランは私がプレーし、監督を務めたクラブであり、レアル・マドリーはフットボール界で最高のチームだ」
「ガラクティコは大きな成功を残せなかったが、今のチームは誰にもできなかったことをやってきた。モドリッチやクロース、カルバハル、ベンゼマ、ナチョ、彼らは歴史を作った。エゴのない選手たちであり、そのことがマドリーにとっての幸運になった。これが近年の成功のカギだ」
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