レアル・マドリーの元ベルギー代表FWエデン・アザールの復活を代表の元チームメイトで、現在バーンリーを率いるヴァンサン・コンパニ監督は信じているようだ。
2019年夏に1億ユーロ（約147億円）の移籍金で加入したレアル・マドリーで期待に応えられない時間の続くアザール。負傷やコンディション不良で幾度となく離脱を余儀なくされ、今シーズンに至ってはプレーできる状態であっても、カルロ・アンチェロッティ監督の信頼を得られず、ここまで公式戦でわずか9試合でしかピッチに立てていない。
2022年ワールドカップ後にはベルギー代表から引退し、レアル・マドリーでの今夏以降の去就が不透明となるアザールだが、代表チームで共に戦ったコンパニ監督は、まだまだ同選手がトップレベルでプレーできると考えているようだ。
コンパニ監督はベルギー『RTBF』でアザールについて「私からすれば、彼のキャリアの終わりについて話をするには時期尚早だと思う」と話し、同選手の復活を期待した。
「最も大きなことは彼が負傷していたということで、それが多くのことを変えてしまった。負傷はコントロールできるものではないし、その現実を理解しないといけない。彼は負傷と負傷後に対処しないといけなかった。復帰することはいつだって簡単なことではない」
「彼はまだ、チャンピオンズリーグ決勝で得点することができるし、タイトルを勝ち取ることができる。この選手にはまだ魔法がある。彼にふさわしい終わりを迎えるために、私たちは彼の成功を願わないといけない」
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