アル・イテハドの元フランス代表FWカリム・ベンゼマは、レアル・マドリーから離れ、サウジアラビアに新天地を求めた理由を語った。
2009年から14年間にわたってレアル・マドリーでプレーし、5度のチャンピオンズリーグ制覇をはじめ数々のトロフィーを勝ち取ったベンゼマ。2022年バロンドールにも輝いた同選手だが、先週末のラ・リーガ最終節アスレティック・ビルバオ戦前に退団することが発表された。
6日にはレアル・マドリーの退団セレモニーに出席したベンゼマは、同日にサウジアラビアに渡ってアル・イテハドと2026年までの3年契約を締結した。同選手は、クラブでのインタビューでスペインの名門を離れて、中東の地にやってきた理由を説明した。
「(なぜアル・イテハドかの問いに)ここはサウジアラビアのビッグクラブの1つで、情熱的なファンベースもあり、たくさんのトロフィーを勝ち取ってきた。(なぜサウジアラビアに移籍したのかの問いに)僕はイスラム教徒で、ここはイスラム教の国だ。いつもここで生活したいと思っていた」
「僕はレアル・マドリーで勝ち取ったトロフィーにとても誇りに感じているし、あそこでのキャリアの終わり方に本当に満足している。フットボールにおける僕の経験を使って新チームで違いを作れることを願っている。僕はタイトルを勝ち取ることが大好きだから、トロフィーを獲得することがとても大切なことだ」
また、ベンゼマはサウジアラビアでさらなる成功を手にすることを見据えた。
「僕の野心はとても高く、ここで最高のものを残したい。なぜなら、これは僕やサウジアラビア、このクラブにとって重要なものになるし、大きな遺産を残してここから去りたい。この新しい挑戦で僕の力を示すための準備ができているし、このリーグにはとてもたくさんのビッグネームがいる。クリスティアーノ・ロナウド、そして今度は僕だ。サウジフットボールが世界的なインパクトを持てるということを示すことがとても大切だ。ただプレーするのではなく、ヨーロッパでの成功をもたらし、レアル・マドリー時代と同じプレーをする必要がある」
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