アトレティコ・デ・マドリードが、バルセロナFWメンフィス・デパイの獲得に関して個人合意に至ったようだ。スペイン『マルカ』が報じている。
チェルシーにジョアン・フェリックスをレンタルで放出し、代わりのアタッカーとしてメンフィスに目をつけたアトレティコ。『マルカ』によれば、同クラブはメンフィスの代理人と、2025年6月までとなる2年半の契約を結ぶことで合意したとのことだ。
今後の焦点はクラブ間交渉となりそうだが、バルセロナはメンフィスの移籍金を700万ユーロと見積もっている模様。メンフィス放出を希望してきたとされるバルセロナではあるが、チェルシーがFWムィハーイロ・ムドリク、マンチェスター・ユナイテッドがFWアントニーを巨額で獲得したことにも鑑みて、相場が高い点取り屋の選手をフリーで手放す考えはないという。
加えて、メンフィス獲得を目指している、または興味を持っているクラブはアトレティコだけではなく、インテル、また名前は明かされていないもののほかに2クラブ存在している様子。その4クラブすべてがメンフィスの移籍金が700万ユーロであることを、すでに知っているようだ。
なおバルセロナのチャビ・エルナンデス監督は、メンフィスを放出する場合には代わりの選手を求める意向とされる。インテルはメンフィスを誰かとのトレードで獲得することも検討しており、チャビ監督は同チームのMFマルセロ・ブロゾヴィッチを好んでいるようだが、クロアチア代表はトレード対象としてはあまりに高額とも指摘されている。
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