今夏でのアトレティコ・デ・マドリード退団を希望するFWジョアン・フェリックスは、どうやらチーム内で孤立しているようだ。スペイン『マルカ』が報じた。
ディエゴ・シメオネ監督との確執のためかアトレティコ退団を希望し、そのための動きを見せていたJ・フェリックス。冬にレンタルで加入したチェルシーに残留を望んでいることを公言し、その後にはパリ・サンジェルマンに逆オファーを提示したことが報じられ、さらにはバルセロナでのプレーが「子供の頃からの夢」であるとも発言……だが、現在のところ移籍先は見つかっていない。
『マルカ』は以前、プレシーズン中のJ・フェリックスの「空気を悪くする」行動に対して、アトレティコのチームメートたちがうんざりしていると報じていたが状況は変わっていない様子。韓国ツアーで負傷のために唯一出場機会がなかったポルトガル代表FWは、練習では終始うつむき、話をするのはポルトガル語でやり取りできるブラジル人FWサムエル・リノのみで、練習以外ではほかのチームメートとは距離を取りスマートフォンで音楽を聞き続けているという。
J・フェリックスが孤立する主な理由は、やはり移籍のための“スタンバイ状態”が続いているためのようだが、『マルカ』はDFロディ、DFフェリペ、FWクーニャが退団して、ポルトガル語で会話するグループが失われたことも挙げている。
いずれにしても現状はJ・フェリックス、そのほかの選手たち、ディエゴ・シメオネ監督にとって好ましいものではなく、できるだけ早い解決が必要となりそうだ。
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