バルセロナがMFセルヒオ・ブスケツの後釜を探しているようだ。スペイン『マルカ』が報じている。
同紙の電子版記事によれば、来年35歳となるブスケツは今季終了後にバルセロナを退団する考えとのこと。今季残りの9カ月間で心変わりする可能性も否定できないものの、「今日決断を下さなければならないとしたら、メジャー・リーグ・サッカーでプレーするためにバルセロナを去ることになる」という。
バルセロナの強化部門はすでにブスケツの後釜探しに着手しており、とりわけ2選手のことを追いかけているようだ。一人目はレアル・ソシエダMFマルティン・スビメンディ。現在23歳の同選手は2020-21シーズンにソシエダのトップチームでデビューを果たし、そのままレギュラーに定着した。テクニシャン揃いのソシエダで中盤の底を任される存在だ。
ただし、バルセロナにとってスビメンディ獲得の実現は容易ではなさそうだ。ソシエダは選手売却について毅然とした態度を取るクラブで、もしスビメンディの獲得オファーを受けても契約解除金の6000万ユーロを求めることが予想される。市場価値自体は4000万ユーロ前後だが、『マルカ』はソシエダに譲歩する気があるのかが焦点との見解を示している。
そしてもう一人の候補は、ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズのポルトガル代表MFルベン・ネヴェスとのこと。プレミアリーグに契約解除金は存在せず、市場価値はスビメンディ同様に4000万ユーロとなっている。
バルセロナは以前からネヴェスを追いかけている模様。同選手の代理人が。ジョアン・ラポルタ会長と親交の深いジョルジュ・メンデス氏であることは獲得の追い風となりそうだ。
なお『マルカ』は、ブスケツ退団の穴を埋めるそのほかの可能性として、MFフレンキー・デ・ヨングとMFニコ・ゴンサレスの名を挙げる。ただしF・デ・ヨングについては、チャビはアンカーといよりインサイドハーフの選手として捉えている様子。ニコはレンタル移籍によってバレンシアでプレーしており、ブスケツ代役になれるかは成長次第となりそうだ。
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