ここ最近に調子を落としているバルセロナだが、MFペドリ不在の影響が大きいのかもしれない。スペイン『マルカ』が報じている。
アタッキングサードで前を向き、チームの得点に直結する創造的プレーを見せるペドリ。加えて今季は7得点を決めるなど(その内4得点はここ8試合で記録)、自らのゴールでもチームに貢献しているが、バルセロナにとってやはり彼の負傷離脱は大きく響いているのかもしれない。
バルセロナはペドリを欠いたここ4試合で、わずか1勝しか挙げられず。まず、ペドリが前半に負傷したヨーロッパリーグ(EL)・プレーオフ、マンチェスター・ユナイテッドとのファーストレグは2-2のドローで終了。その次のラ・リーガ第22節カディス戦には2-0で勝利したものの、ユナイテッドとのセカンドレグを1-2で終えてEL敗退を喫し、その次のラ・リーガ第23節アルメリア戦も0-1で落としてしまった。なおユナイテッドとのセカンドレグ終了後、チャビ・エルナンデス監督はペドリと出場停止だったガビについて触れ、「ガビとペドリは私たちの根幹たる選手だ。彼らがいたならば、(逆転された)後半はまた違ったものになっただろう」と話していた。
チャビ監督はペドリの役割をMFセルジ・ロベルトやMFフランク・ケシエに求めたものの、やはり代わりとするには不十分だった。アルメリア戦では後半途中から19歳MFパブロ・トーレも起用して、何とか堅守を打開しようと試みたが、結局0-1で逃げ切られている。
バルセロナは昨季もペドリが負傷離脱した直後に調子を一気に落としている。EL準々決勝セカンドレグ・フランクフルト戦では、ハーフタイムにペドリが負傷したセカンドレグを2-3で落として敗退。次戦のカディス戦にも0-1で敗北し、それから2試合後のラージョ戦にも0-1で敗れてレアル・マドリーとのラ・リーガ優勝争いに敗れていた。
バルセロナは3月3日に行われるコパ・デル・レイ準決勝ファーストレグ、ホームでのレアル・マドリー戦でもペドリを欠くが、果たして彼なしで調子を上げていくことはできるのだろうか。
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