レアル・マドリードMFダニ・セバージョスが、同クラブ入団した直後に受けた衝撃について語っている。
2017年夏、レアル・マドリードはバルセロナとの争奪戦を制してベティスからセバジョスを獲得。期待の若手としてスペインの首都クラブに加わった同選手だが、しかし初めての練習で、MFルカ・モドリッチやMFトニ・クロースら周りのうまさに衝撃を受けたという。スペイン『モビスタール・プルス』とのインタビューで、次のように語った。
「フロレンティーノ(・ペレス会長)は、自分こそがレアル・マドリーの中盤の未来だと言っていた。僕は彼から移籍を説得されたんだ。でも最初の練習で経験したボールを回すリズムは……自分が良い選手だと思っていたんだけどね」
「マドリーのポゼッションはぶっ飛んでいた。もっと早くプレーを選択する必要があると気づいたんだよ。そこで苦労を強いられることになったけど、プロとエリートの選手との間には、大きな開きがあったんだ」
セバージョスはレアル・マドリードで、出場機会を与えられなかったためにジネディーヌ・ジダン前監督と確執があったことで知られている。
「でも時間が経つに連れてジダンのことを理解できるようになってきた。僕の前にはルカやトニみたいな選手が存在しているわけだからね。僕は過ちを犯した。ただ、あのときは失望が上回っていたんだ。自分の100%の力を出したかったけれど、プレーに参加できなければそれは難しい」
レアル・マドリードとの契約が今季限りとなっているセバージョスだが、延長する考えはあるのだろうか。
「僕はフットボールをプレーしたいし、ピッチ上のレベルで自分をジャッジしてほしい。自分に値しない契約延長も、自分に値しないクラブへの移籍も望んではいないんだ。今後3カ月間プレーして、シーズンが終わったときに代理人、家族と話し合い最善の決断を下したいと思う」
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