バルセロナのマーケティング部門副会長を務めるジュリ・グイウ氏が、パリ・サンジェルマン(PSG)FWリオネル・メッシの獲得について語った。カタルーニャ『RAC1』が伝えている。
財政難によって2021年夏に幼少期から過ごしたバルセロナとの別れを余儀なくされ、PSGに加入したメッシ。それでもフランスのクラブとの契約も2023年夏に満了を迎えるため、バルセロナ帰還報道が過熱している。
ラ・リーガのハビエル・テバス会長は先日、メッシのスペイン復帰を歓迎する意向を示したが、一方でバルセロナの財政的な状況からすれば「不可能」との見解を示した。
しかし、グイウ氏はラ・リーガからの援護もあって然るべきだと主張している。
「彼(ハビエル・テバス会長)もメッシの復帰には興味を持っている。彼があらゆる状況を想定したうえで私たちのことを助けないのならば、それは間抜けというものだよ。(メッシを再獲得できれば)間違いなく良いニュースになる。現時点で報じられている数字を抜きにしても、本当に素晴らしいニュースになるだろう。彼は今なお世界最高の選手なのだからね」
もしメッシが帰還すれば、クラブの収入のうち25~30%が同選手に関連したものになるという試算も持ち出したグイウ氏。とはいえ、テバス会長はサラリーキャップなどリーグのルールが厳守されるべきだという前提を明確にしており、強権の発動は望めなさそうだ。
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